茨城県坂東市からこんにちは。
漢方薬剤師の菅沼真一郎です。
2019年9月8日日曜日に新大阪、東洋医療専門学校でおこなわれた第4回統合医療生殖学会(第49回子宝カウンセラーの会)に行ってまいりました。
43歳以上の不妊治療の最近の話題
事務局より最近43歳以上の方が病院で不妊治療を断られる例が増えているとのお話もありました。
43歳以上で病院で妊娠で妊活をやめるように言われた方は、よろしければ当店にてご相談ください。
当店では、43歳以上の方も多く御懐妊、ご出産されています。
参考 スガヌマ薬局での48歳の方の出産例(あきらめなければ夢はかなうと願い続け、48歳で第一子を出産)
もちろん、絶対妊娠するとは申しあげられませんが、ご夫婦の状態をきちんと確認させていただいて、最良の漢方薬と健康法をご提案致します。心にも体にもやさしい妊活方法をご提案いたします。
ご相談においでいただけるだけでもうれしいです。ご夫婦二人だけで悩まずにおいでください。
私たちは、年齢の高齢の方の妊活を応援しています。
タンポポエキスとウィルス糖タンパクの相互作用によるウィルス感染性の可逆的不活性化
医学博士 邵輝(ショウキ)
会場からの質問と邵輝先生の解答の一部
論文発表の後には、会場から漢方薬などについて質疑応答タイムがありました。
私も邵輝先生に質問させていただきました。感謝です。
◯多嚢胞性卵巣症候群に対するショウキは有効性がありますか?
多嚢胞性卵巣症候群の要因として肥満や内臓脂肪が多い、男性ホルモンが多いなどがあげられます。
タンポポ成分の糖鎖は、男性ホルモンなどホルモンバランスの改善他、肝臓の解毒作用
やインシュリンの分泌を増やして糖代謝にいい働きがあります。
したがって、多嚢胞性卵巣があって、クロミッドやHMG-HCG注射、血糖降下など病院の治療を受けている方は、ショウキを一緒につかうと治療効果があがります。
ショウキは、病院の治療との併用は、問題ありません。
◯高プロラクチンに対するタンポポエキス(ショウキ)は有効性がありますか?
高プロラクチンは、ストレスなどの影響によって脳下垂体が緊張することによって悪化して、卵子の成長が阻害します。
タンポポエキスによって、高プロラクチンによって悪化したエストロゲンのフィードバックが改善されて、卵子の成長がうまくいくようになります。
◯不妊治療中の40代女性、卵管水腫と子宮内膜炎があり、体外受精がうまくいかない。よい方法はありますか?
・卵管水腫
卵管水腫によって子宮に水がながれて、子宮内膜が厚くならない可能性があります。
手術によって卵管を摘出する手術がありますが、卵管を摘出しても妊娠率はあがらなことがわかっています。
英ウィメンズクリニックでは、水腫の無い卵管に移殖するのが、原則です。
水腫は、浮腫み(痰湿)がある患者さんが多いです。
温灸やタンポポエキス、漢方薬が子宮に対する利水作用があります。
英ウィメンズクリニックの患者さんで妊娠3穴(神闕(しんけつ)、関元(かんげん)、気衝(きしょう))に1日2回の温灸、ショウキ1日3包や桂枝茯苓丸料加薏苡仁(けいしぶくりょうがんりょうかよくいにん)1日3包の服用で、妊娠されて出産した例があります。
松康泉(しょうこうせん) による温陽活血による利水効果によって、卵管水腫が改善された例も最近の研究であります。
・子宮内膜炎
子宮内膜炎は細菌性、ウィルス性の原因が多いとされています。
改善のために子宮内フローラの改善するとよいとされています。
ただし、子宮内膜フローラの改善のために乳酸菌製剤を最近使う例が多いが、あまり効果がないのが実情です。
子宮内膜炎は子宮内に炎症があることにより妊娠を妨げてます。
子宮内膜炎は、抗炎症作用がある松康泉(しょうこうせん) をよく使います。
松康泉1日9カプセルに真武湯1日3包を併用するととても改善されます。
今話題の感染症 〜麻疹・風疹を中心に〜
国立感染症研究所 感染症疫学センター 第3室室長 医学博士 多屋 馨子
麻疹(マシン)(はしか)
感染症が発病した初期がもっとも感染力が強い時期です。
発疹が出始めの時に、出歩いたりしてうつしたりする可能性が高いのでうつさないように注意しましょう。
麻疹は、ワクチンで予防することが大切です。
感染力が強いので、空気感染します。
風疹(フウシン)
三大症状は発熱、淡紅色紅斑、耳後部・後頭部・頸部リンパ節腫脹です。
大人がかかると関節痛・関節炎を伴うことが多いです。
麻疹に比べて感染力が弱いです。飛沫感染します。
風疹は、妊娠中に感染すると影響が大きいです。
妊娠1カ月で50パーセントの赤ちゃんに影響がでます。
妊娠を希望される方は、必ず事前に検査して、抗体がすくない方(16倍以下が目安だそうです)は、ワクチンで予防しましょう。
伝染性紅斑(りんご病)
ヒトパルボウィルスB19で感染します。
主な症状は軽い風邪症状、頬や手足に発疹がでます。
妊娠中にりんご病にかかって、流産した例もあるようです。
りんご病には、まだワクチンがないそうです。
りんご病を予防するためには、ショウキなどを飲んで免疫を整えることが必要だと思いました。
症例発表
学会では下記の症例などが発表されました。
詳しい漢方薬などについては、資料がございますので、お尋ねください。
・内治と外治の併用で体質改善後の妊娠 (奥様41歳 ご主人様39歳の症例)
大阪府 萬育堂薬房 橋本実沙樹
・卵巣皮様嚢腫の治療と妊娠 (奥様37歳卵巣嚢腫(卵巣皮様嚢腫)の症例)
兵庫県 英ウィメンズクリニックサプリメントサポートセンター 山口庸仁
・4回の流産を乗り越えてご出産(奥様39歳 ご主人様39歳の症例)
福岡県 亀屋薬局 古賀建次
・45歳での妊娠(奥様45歳、ご主人様43歳、アトピー体質、AMH 0.56の症例)
広島県 漢方の千幸堂薬局 横山舞
・47歳で自然妊娠!48歳でご出産!(奥様48歳、ご主人51歳の症例)
埼玉県 漢方のたから
今回の学会、とても勉強になりました。今回学んだことを生かして、不妊で悩むお客様のために今後もがんばります。
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