生理は、女性の体の健康状態を教えてくれる大切なサインです。
普通は、朝か昼に生理が始まるのが理想的です。
これは、体のリズムがうまくいっている証拠です。
でも、夜に生理が始まる場合は、体に問題があるかもしれません。
夜に生理が始まることは、不妊症やアトピー性皮膚炎、神経症などの原因になることがあります。早期の対策が重要です。
目次
・最後に
自律神経と生理の関係
自律神経は、体のさまざまな機能を自動的にコントロールする神経系で、リラックスを担当する副交感神経と、活動を担当する交感神経があります。
生理が始まるのは、交感神経が活発に働くためです。
交感神経は朝から昼にかけて活発になるため、通常はこの時間に生理が始まります。
夜に生理が始まる理由
夜は本来、副交感神経が優位になり、体を休める時間です。
しかし、夜に生理が始まるということは、交感神経が休まずに働いている状態を示しています。
これを「交感神経優位」と呼びます。
交感神経優位になると、以下のような問題が起こります。
呼吸が浅くなる:
十分な酸素が体に行き渡らず、疲れやすくなります。
血液循環の悪化:
血流が悪くなり、冷え性や内臓の不調が起こります。
血圧の上昇:
血圧が高くなりやすく、心臓に負担がかかります。
活性酸素の増加:
細胞が傷つきやすくなり、病気のリスクが高まります。
アレルギー症状の悪化:
アレルギーが出やすくなります。
ストレスの増加:
イライラや不安が増え、精神的に疲れます。
具体的な症状とその原因
イライラしている:
交感神経が過剰に働いているため、常に神経が高ぶり、些細なことでイライラしやすくなります。
寝不足、夜更かし傾向:
夜は本来副交感神経が優位になり、リラックスして眠りやすくなるはずが、交感神経が優位なままだと眠りにくく、寝不足や夜更かしが続きます。
気分が沈みやすい:
長時間の交感神経優位状態は、精神的な疲労を引き起こし、気分が落ち込みやすくなります。
ストレスや悩み事がある:
慢性的なストレスが交感神経を刺激し、常に緊張状態が続くことで、自律神経が乱れます。
不安感が多い:
交感神経が過剰に働いていると、不安を感じやすくなり、心が落ち着かない状態が続きます。
仕事が忙しい:
長時間の労働や高い仕事の負荷が交感神経を刺激し続け、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
ON⇄OFFの切り替えができない:
仕事モード(ON)からリラックスモード(OFF)への切り替えがうまくできないと、交感神経がずっと優位な状態が続きます。
漢方的な対策と改善方法
漢方では、体全体のバランスを整えることを重視します。
交感神経優位の状態を改善するためには、副交感神経を活性化させることが重要です。以下の方法を試してみてください。
寝る前にPCやスマホを見ない:
パソコンやスマホからの光や情報が交感神経を刺激します。寝る1時間前には使用を控えましょう。
肩首のコリをほぐす:
首や肩が凝ると交感神経が過剰に働きます。首をゆっくり回したり、肩を回したりしてほぐしましょう。
糖類を減らす:
甘いものやパスタ、パンなどを控えることで、血糖値の急激な変動を防ぎます。
夜はお風呂にゆっくり浸かる:
ぬるめのお湯に30分程度浸かり、体を温めることで副交感神経を活性化します。
深呼吸や瞑想:
深呼吸や瞑想は、副交感神経を活性化し、リラックス効果をもたらします。
最後に
これらの対策を試しても改善が見られない場合は、漢方薬の活用がおすすめです。
スガヌマ薬局では漢方専門の薬剤師が詳しくご相談に応じます。
夜に生理が始まることは、体がストレスや不規則な生活にさらされているサインです。
早めに対策を取り、健康な体を維持しましょう。
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