こんにちは。だいぶ暑くなってきました。
夏をのりきるために養生法を実践しましょう。
~こんな季節~
草木は成長して枝葉が生い茂り花も咲きます。自然界の万物も茂り陽気が最高潮に達する時期です。人も、内にある陽気を外へ放散させる事が重要だと考えられています。 だから夏は開放的な気分になるのですね!
~心~
東洋医学では、夏は「心」の臓腑に属する季節だと言われています。心は、血液循環を担うポンプのはたらきと“こころ”としてのはたらきがあります。気持ちが高ぶると鼓動が速まるように、心は精神とも深く関わりがあると考えられています。そのため、心が弱ると、少し動いただけで動悸、息切れがしたり、胸の痛みを感じたり、疲れやすくなったりします。また、心の動きが亢進すると、顔が赤くなったり舌先が赤くなったり、睡眠障害を起こします。
~こんな風に過ごそう~
夏は一年のうちで最も日の出の早い季節です。日の出に合わせて早起きを心がけましょう。朝食前に、軽い運動をしたり、一仕事を済ませたりするのが理想的です。気温も涼しく、はかどります。また、積極的に体を動かして汗をかきましょう。そうすることで体の陽気を放散させることができます。
夏の食養生
~苦味を利かせる~
苦味は心の働きを助けます。苦味には、乾燥する働き、堅くし排泄する働き、熱を冷ます働きがあります。暑さで動悸、息切れしやすい夏に、ゴーヤなど苦味のあるものを食べると余分な熱が取れて体に良いです。他にもレバー、魚のはらわた、緑茶、コーヒー、春菊、ほうれん草なども心の働きを助けてくれます。
~旬の野菜を食べよう~
とまと、きゅうり、なす、すいか、とうもろこし…。夏の旬の野菜は、体を冷やしてくれます。適度に食べて、体の余分な熱を取りましょう。また、胃腸が弱りやすい夏は、しょうが、ねぎ、にんにく、わさび等の薬味は食欲増進、抗菌、解毒のはたらきがありますので、適度にいただきましょう。ただし、食べ過ぎは禁物です!
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