こんにちは。 スガヌマ薬局に掌蹠膿疱症でお困りの古河市の32歳女性のお客様がお見えになりました。漢方薬を3ヶ月間服用してよくなりましたのでご報告いたします。
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は、原因不明の難治性の皮膚病として考えられています。掌蹠膿疱症はウミが溜まった膿疱(のうほう)と呼ばれる皮疹(ひしん)が手のひらや足の裏に数多くみられる病気です。良くなったり、悪くなったりを周期的に繰り返すことが多いです。
手や足のほかにスネや膝にも皮疹が出ることがあります。最初は小さな水ぶくれや水疱ができて、徐々に膿疱に変化していきます。その後かさぶたができ、角層とよばれるうすい皮膚の膜がはげ落ちてきます。
当店では自分の皮膚細胞が免疫の乱れから、自分の皮膚細胞を壊してしまうアトピー性皮膚炎などの自己免疫疾患の一種として考えて漢方薬をお出ししています。
こちらのお客様は、古河市や小山市、春日部市の皮膚科や漢方薬局をいくつかまわられたそうです。ステロイド軟膏やビタミンD3軟膏、オキサロール軟膏、ビオチンや柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)などの漢方薬を服用しましたが、なかなかよくならないということでご来店されました。
ご来店のときは赤みもひどい状態でした。
一ヶ月服用してよくなってきました。
3ヶ月服用してとてもよくなりました。
掌蹠膿疱症だけでなく、漢方薬を服用して、生理痛も楽になり、体調もよくなったそうです。
今は調子がよいので予防の漢方薬だけ服用しています。
掌蹠膿疱症の養生法のポイント
お客様に掌蹠膿疱症の養生法として下記の3つのポイントをお話しました。
1.皮膚に刺激を与えてはいけないので、皮膚にやさしいロモコート石鹸や、ロモコートシャンプーを使用していただくようにしました。金属が刺激を与えて掌蹠膿疱症を悪化させる可能性もあるので、アクセサリーの使用は控えてください。
2.食べ物は、チョコレートや生クリームなど脂っこいものや塩分の多いもの、辛いものなど刺激物を多く食べると悪化することが多いので控えてください。
3.ストレスや寝不足による免疫力の低下により悪化することがありますので、十分に睡眠を取るようにしてください。
また、掌蹠膿疱症は喫煙者に多い病気とされています。もし喫煙している人がいましたら禁煙するようにしてください。(こちらのお客様は喫煙していません)
掌蹠膿疱症、アトピー性皮膚炎など治りにくい皮膚病で、古河市や境町、坂東市の他、つくば市や守谷市、常市、土浦市、下妻市、八千代町からもお客様がおみえになっています。なかなか治らない皮膚病はご相談ください。皮膚はみないとわからないので必ずご本人様がご来店ください。お待ちしています。
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