こんにちは。漢方薬剤師の菅沼真一郎です。
平成31年3月17日に御茶ノ水で開催された専門薬局の研修会に参加してきました。
午前中の三氣塾では、塾長挨拶を致しました。
健康寿命(健康寿命=平均寿命−介護状態の期間)を伸ばすためにもカルシウムは大切です。
カルシウムはアレルギー改善のためにも必要です。
花粉症などアレルギーのある方は、積極的にとりましょう。カルシウムをとると皮膚の抵抗性が高まりアレルギー改善にもなります。
カルシウムが足りなくなると骨が弱くなります。
骨を強くするためには、カルシウムを取るだけでなく運動も大切です。
垂直方向の力が骨を強くするそうです。
骨太運動で強い骨作りをしましょう。
◯骨太運動
①かかとをストンと落とすことで骨に体重の負荷がかかる。
この刺激によって、骨芽細胞を活性化させるタンパク質が放出される。
②タンパク質を受けとった骨芽細胞は丈夫な骨を作ってくれる。
また、骨の主成分であるカルシウムが骨組みであるコラーゲンに沈着し、骨の石灰化が進む。
骨太運動で強い骨作り
①椅子に浅く座る
足を軽く開いて椅子に浅く座る。背筋を伸ばし、手は自然にももの上に乗せるか、横に下ろす。
②片足を上げる
太ももの付け根の筋肉を使って片足を軽く上げる。勢いをつけない。
③かかとから降ろす
ストンとかかとから床に降ろす。もう片方の足も同様に上げて降ろす。左右交互にくり返す。
◯骨を強くする栄養素
骨の主成分 カルシウム
・しらす干し・牛乳・豆腐・小松菜
骨粗しょう症の人の推奨量(1日分)
700~800mg (牛乳なら600~700ml)
カルシウムの吸収を助ける ビタミンD
・さけ・さば・干し椎茸・卵
骨粗しょう症の人の推奨量(1日分)
15~20μg (さけなら60g)
骨をつくる働きを促す ビタミンK
・納豆・小松菜・油揚げ・ほうれん草
骨粗しょう症の人の推奨量(1日分)
250~300mg (納豆なら1パック)
骨のコラーゲン材料 たんぱく質
・肉・卵・大豆製品
骨粗しょう症の人の推奨量(1日分)
50g (鶏肉なら250g)
◯骨を弱くする栄養素
塩分
塩分を摂り過ぎると、カルシウムの利用が悪くなる。減塩を!
リン
加工食品に含まれるリンは、カルシウムの吸収を妨げる。
アルコール
アルコールは、カルシウムの吸収を悪くしビタミンDの働きも抑える。
ニコチン
ニコチンは、カルシウムの吸収を悪くする。禁煙が原則。
カップラーメン、ハムなど加工食品、スナック菓子、アルコール、たばこは骨を弱くします。食べ過ぎには注意しましょう。
漢方相談スガヌマ薬局では、ボンエナC aとカルマジンを飲んでいるお客様が多いです。
〇ボンエナCa微粒
- 人の骨の組成に近い精製牛骨粉と、骨基質を構成しているコラーゲンの生成に必要なビタミンCを配合した、吸収性の良いカルシウム剤です。
- 2包中にカルシウム600mgとビタミンC100mgが含まれており、骨歯の発育を促進し、妊娠授乳期の骨歯の脆弱化(ぜいじゃくか)を防ぎます。
- また、その他のミネラルとしてリン約270mg、マグネシウム約60mgを含有します。
- 携帯に便利なスティックタイプ。
〇カルマジン
- カルシウム不足をサポート!
- カルシウムとマグネシウムが2:1で含まれるドロマイト配合。
- カルシウムの吸収を促進するCPP配合。
- 亜鉛、セレンも加えた新時代ミネラルサプリメント!
気になる方はご相談ください。
運動、食事など健康法も詳しく説明いたします。
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