茨城県坂東市からこんにちは。
漢方薬剤師の菅沼真一郎です。
ご縁があって、つくば木場公園クリニックに見学にいきました。
つくば木場公園クリニックは、東京の木場公園クリニックの分院になります。
木場公園クリニックは、最新の高度生殖医療に積極的に取り組んでいるということで、以前から注目していた不妊治療専門クリニックのひとつです。
その木場公園クリニックの分院のつくば木場公園クリニックの見学ができるということでとても気分が高揚していました。
つくば木場公園クリニックは、2019年6月に開院されました。
12月につくば市松野木に移転され、2020年2月からは体外受精(顕微授精)もスタートするそうです。
今回、体外受精開始前に、特別に培養室なども見学させていただけるということでお邪魔させていただきました。
お話は吉岡院長と岩田培養士さんにお聞きしました。お忙しい中、ありがとうございます。
クリニックの入り口は、一人目不妊治療ゾーンと二人目不妊治療ゾーンにわかれていて、待合スペースも駐車場も別でした。
不妊で悩む患者さんの気持ちに配慮していて、すばらしいと思いました。
入ってみると一人目不妊の患者さん用待合室は、奥様あるいはご夫婦様が待合しやすいように外を眺めたり、スマホをいじれるように、コンセントも待合席に配置されていて、カフェのようでした。
診察室では、患者さんと一緒にエコーをみれるように、患者さん専用のモニターが天井に設置されていて、患者様にわかりやすく丁寧に説明しようという姿勢が感じられました。
顕微授精のために最新かつ最高の設備も導入しているそうです。
採卵の時に感染症予防のための日本に2台しかないエコー滅菌装置もとりいれています。
採卵は、患者さんの年齢やAMHなどを加味して、低刺激、アゴニスト法、アンタゴニスト法など最適な排卵誘発方法を選択するそうです。
培養は、プリモビジョンタイムラプス(胚観察システム)を使用していて、培養環境を変化させることなく胚の観察をリアルタイムで行うことが出来るようになっています。
タイムラプス画像で観察することで胚発育の過程をより詳細に評価することができるようになっています。
吉岡先生は、プリモビジョンタイムラプスを使用することにより、妊娠率が向上しているとお話されていました。
人工授精のときも、遠心分離機ではなく、良好な精子を選別するためにミグリスを使用しています。
男性不妊のための検査も充実しています。
通常の精液検査の他、木場公園クリニックで導入しているクルーガーテスト(精子形態評価の精密検査)やSCSA(精子頭部の核の質をみる検査)もおこなうことができるようになるそうです。
当薬局からご紹介されたお客様も、通常の精液検査で問題がなかったのですが、クルーガーテストやSCSAで、人工授精や体外受精では妊娠しないことがわかって、顕微授精をされてご懐妊されました。
お客様も無駄な人工授精をしなくてよかったと、とても喜ばれていました。
クリニックを訪問させていただいて、吉岡先生も岩田培養士さんもとても真剣に不妊治療でお悩みの患者様のことを考えられていることがわかりました。
看護師さんやその他のスタッフさんにもお会いしましたが、皆様、とても感じがよかったです。信頼できる不妊治療専門クリニックだと思いました。
最後に、吉岡先生は、男性の精子の力が近年落ちているというお話をされていました。
私たちの薬局では、男性不妊は、ほぼ改善しています。
吉岡先生から、今後、連携も考えていこうというお話もいただきました。とても感謝しています。
私たちも不妊治療で悩む方のために、これからも西洋の治療も漢方の治療もしっかり勉強して、最適な漢方薬のご提案をしていこうと思います。がんばります。
不妊とアトピーの漢方薬なら
漢方相談スガヌマ薬局へ
無料漢方相談実施中!!
ご相談ご予約お待ちしております
茨城県坂東市岩井4443
電話 0297-35-0003
FAX 0297-35-2093
メール kanpou@suganuma-yakkyoku.com