こんにちは。認定子宝カウンセラー漢方薬剤師の菅沼真一郎です。
茨城放送の『知っていますか?クスリのお話』で出演することになりました。
今回で、私は21回目の収録・放送になります。
いつ収録しても緊張します。今回もとても緊張しました。
放送では、漢方薬剤師らしく漢方のことをちょっとだけお話しました。
☆収録の様子はこちら☆
私の放送予定
第 21 回 2022年2月19日(土) 10:35~10:40
≪ 授乳と薬 ≫
第 22 回 2022年2月26日(土) 10:35~10:40
≪ 認知症の薬 ≫
第 23 回 2022年2月28日(月) 10:35~10:40
≪ 花粉症の薬 ≫
放送時間は短くて詳しい漢方の話はできませんでした。下記に補足説明を加えておきます。
≪授乳と薬≫
授乳と薬では、漢方薬は授乳中は全部飲んでも漢方だから大丈夫と誤解するお客様もいらっしゃいます。
たとえば風邪の時にのむ漢方薬で、エフェドリンを含むマオウ製剤(小青竜湯(しょうせいりゅうとう)など)は、授乳中はさけたほうがいいお薬です。
逆に桂枝湯(けいしとう)などは授乳中はもちろん、妊娠中でも安心して飲むことができます。妊活のときの風邪の漢方薬として桂枝湯(けいしとう)はお奨めです。
≪認知症≫
認知症では、病院でも漢方薬が使われています。
たとえば、抑肝散(よくかんさん)や人参養栄湯(にんじんようえいとう)などがあります。
抑肝散は、興奮や妄想,易刺激性など陽性のBPSD に効果があるといわれています。
高齢で認知症の人は食べているにもかかわらず,体重が減ってくる人が結構いらっしゃいます。
人参養栄湯は、体重減少や認知機能、アパシーの状態になった人の約8割では、効果をみせてくれていました。*1
*1 高齢者医療における漢方治療:認知症の周辺症状を中心に
医療法人慶明会 けいめい記念病院 脳神経外科 岡原 一德先生第27回日本脳神経外科漢方医学会 学術集会講演記録より
≪花粉症≫
花粉症の漢方薬は、小青龍湯(しょうせいりゅうとう)、辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)、葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)などがあります。
漢方はすぐに効かないと思われがちですが、花粉症の漢方薬は体質・症状があえばすぐに効果があります。
お気軽に当薬局の漢方薬剤師にお尋ねください。
収録は緊張しますが、とても楽しかったです。
不妊、アトピー、漢方など何かわからないことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
よろしくお願い致します。
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