こんにちは。
骨粗鬆症と動脈硬化症は同時に進行し、それぞれの進行度が相関することが最近の研究結果からわかってきました。つまり、骨量の低下が著しい人では、動脈硬化症も進行していることを意味します。特に、骨のカルシウム量の低下と、動脈硬化による血管へのカルシウム沈着が負の相関関係を示し、加齢と共に「血管が骨」となり、この関係を骨・血管相関と呼んでいます。つまり、骨を元気にすることが動脈硬化の予防にもつながります。
骨量の加齢変化
骨量とはコラーゲン組織や骨塩(カルシウムなどのミネラル)のことをいいます。骨量が減少する主な原因には、閉経と加齢があります。女性では、閉経による変化に加えて、さらに加齢変化が起こるため、2段階の骨量減少が起こります。
骨を強くする栄養素
骨の主成分 カルシウム
・しらす干し
・牛乳
・豆腐
・小松菜
骨粗鬆症の人の推奨量(1日分)
700~800mg(牛乳なら600~700ml)
カルシウムの吸収を助ける ビタミンD
・さけ
・さば
・干ししいたけ
・卵
骨粗鬆症の人の推奨量(1日分)
15~20μg(さけなら60g)
骨をつくる働きを促す ビタミンK
・納豆
・小松菜
・油揚げ
・ほうれん草
骨粗鬆症の人の推奨量(1日分)
250~300mg(納豆なら1パック)
骨のコラーゲン材料 たんぱく質
・肉
・卵
・大豆製品
・魚
・乳製品
骨粗鬆症の人の推奨量(1日分)
50g(鶏肉なら250g)
骨を弱くする栄養素
塩分
塩分をとり過ぎると、カルシウムの利用が悪くなる。減塩を!
リン
加工食品に含まれるリンは、カルシウムの吸収を妨げます。
アルコール
アルコールはカルシウムの吸収を悪くしビタミンDの働きも抑えます。
お酒の飲みすぎに注意しましょう。
ニコチン
ニコチンは、カルシウムの吸収を悪くします。禁煙が原則です。
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