こんにちは。専門薬局の春季ゼミナールが成田でございました。日本人のためのがん予防法について勉強しました。
日本人のの死因の第1位は悪性新生物(がん)
平成27年の死因の第1位は「悪性新生物(がん)」、2位は「心疾患」、3位は「肺炎」、4位は「脳血管疾患」です。
年齢別にみると、悪性新生物による死因の構成割合は、男性60〜70代、女性は50〜60歳代がピークになります。
国立がん研究センターは、日本人のがん予防にとって重要な6つの要因を取り上げ、「日本人のためのがん予防法」を定めました。
6つの要因のうち「感染」以外は生活習慣に関わるもので、5つの健康習慣を実践することで、がんになるリスクが男性で43パーセント、女性で37パーセント低下すると試算しています。
日本人のためのがん予防法
(国立がん研究センター、がん対策情報センター:科学的根拠に基づくがん予防)
1.禁煙
ひとりでやろうとせずに専門医に相談する
2.飲酒量の目安:1日あたりエタノール量換算で23グラム程度
(日本酒なら1合、ビールなら大瓶1本、焼酎や泡盛なら1合の2/3、ウイスキーやブランデーならダブル1杯、ワインならボトル1/3程度)
3.食生活
食塩:男性8g未満、女性7g未満
(パンやうどんにも塩分が含まれています。かまぼこやちくわなど練り物やソーセージやハムなど肉加工品は塩分が多いので注意が必要です。
野菜:1日あたり350g
野菜350gの例
ほうれん草…約1束
南瓜…約1/3/個
大根…約1/3/本
胡瓜…約3本
トマト…3個それぞれ350gです。
バラエティよく食べると食べやすくなります。
熱い飲食物:少し冷ましてから口にする
(熱い飲食物が食道粘膜を傷つけて、食道がんのリスクを上げることも示されています。)
4.身体を動かす
現在の身体活動量を少しでも増やす
運動習慣をもつようにする
体力に合う運動が新陳代謝を高め、がん予防に繋がります。
逆に過度な運動は活性酸素を多く発生させ、逆効果になってしまうことがあります。
翌日まで疲労感が残らない運動量を目安にしましょう。
5.適正体重
BMI: 男性21〜27、女性21〜25
計算式
BMI= 体重kg ÷ (身長m)2
適正体重= (身長m)2 ×22
6.感染
B型・C型肝炎ウィルス(肝がん)
ヘリコバクター・ピロリ菌(胃がん)
ヒトパピローマウィルス(子宮頸がん)
がん予防の漢方薬
補中益気湯、十全大補湯、人参養栄湯は、マクロファージやNK細胞の活性化に大きく関与していると考えられています。血液ATK細胞活性を誘導または増強するとも報告(内田温士「自己腫瘍細胞傷害(ATK)活性の医学的意義とその誘導による新しい癌治療」Medical Immunology)されています。
熟成にんにく液AGEには、前癌病変である大腸腺腫の増大を抑制するという報告も
あります。がん予防やがん治療に役立つ漢方薬や健康食品は 、種類がたくさんあります。詳しくは、お訪ねください。
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