こんにちは。漢方薬剤師の菅沼真一郎です。
日本中医薬研究会の皮膚病漢方専門講座の研修会にいってきました。スガヌマ薬局は専門的な勉強のために皮膚病漢方専門講座に参加しています。
研修会では掌蹠膿疱症、にきび、アトピー性皮膚炎、ウィルス性いぼ、しもやけ、酒さ(赤ら顔、ほてり)乾癬、脂漏性湿疹などの皮膚疾患を写真をみながらいかに店頭で改善するかの方法を勉強しました。
○研修会で研修した改善例
・掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう) 35歳女性
・掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう) 70歳女性
・全身性乾癬(ぜんしんせいかんせん) 36歳男性
・脂漏性湿疹(しろうせいしっしん) 25歳女性
・にきび(吹き出物)30歳女性
・酒さ(しゅさ) 45歳女性
・しもやけ 65歳女性
・アトピー性皮膚炎 23歳女性
・爪の乾癬(かんせん) 46歳男性
上記の皮膚病の治療には様々な漢方薬や健康食品が使われていました。
漢方薬だけでなく、スキンケア、食事の大切さを強く感じました。
1.漢方薬
2.スキンケア
3.食事
の三点を皮膚病のお客様にお伝えしようと思います。
研修会で紹介されたました商品や食事についてご紹介します。
1.漢方薬、健康食品
・清営顆粒(せいえいかりゅう)
・瀉火利湿顆粒(しゃかりしつかりゅう)
・五涼華(ごりょうか)
2.スキンケア商品
・瑞花露薬用保湿クリーム(すいかろやくようほしつクリーム)
・瑞花露薬用保湿ローション(すいかろやくようほしつローション)
・瑞花露薬用ソープ(すいかろやくようソープ)
・瑞花露ボディケア入浴液(すいかろぼでぃけあにゅうよくえき)
3.食事
・お酒、甘いもの、油もの、清涼飲料水、コーヒー(特に缶コーヒー)の制限
食事や飲み物を制限できない場合の漢方薬の使い方も勉強しました。なかなか食事を制限できない場合、たとえば、お酒を飲むのを制限できない時は、解毒の漢方薬を使うといいということもとても勉強になりました。
○病院の皮膚科の治療パターン
1ステロイド外用薬
2ステロイド内服
3紫外線
4生物学的製剤
皮膚科では、段階に応じて上記の4つのパターンがあります。
皮膚科の段階に応じた治療内容によって、併用する漢方薬は違いも勉強しました。
○脱ステロイドをする時の漢方薬のポイント
・先急後緩(せんきゅうこうかん)
先に熱症状などをとってから、補腎など体質改善をする漢方薬の使い方の原則
脱ステロイドをする過程の中で、良くなったり悪くなったりは必ずする。
お客様に悪くなる場合のあることを事前に伝えるのが体質です。
皮膚病のお客様の来店頻度はながくてもアトピー 2週間 、掌蹠膿疱症1カ月くらいがいいというお話しも聞きました。遠方の方でもこまめな症状の確認が大切です。
皮膚病で悩むお客様の方々のために、今回の皮膚病漢方専門講座で勉強した内容を漢方相談にいかしていきたいと思います。
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