茨城県坂東市からこんにちは。
認定子宝カウンセラー・漢方薬剤師の菅沼真一郎です。
大阪市にある【レディーバードクリニック】に第61回子宝カウンセラーの会研修会で行って参りました。
不妊治療で有名な英ウィメンズクリニックで漢方外来をされている医学博士ショウキ先生のご講演を聞きました。
ショウキ先生は、妊娠しやすい体作りとして、不妊治療中の妊活している方に、運動、ストレス、睡眠、食事、冷えについて5つのお話しをされていました。
病院の不妊治療と一緒に、不妊のための漢方を服用したり、適度な運動、ストレス対策、十分な睡眠、バランスよく3食食べること、体を冷やさないことなど生活改善は、妊娠しやすい体作りに大切だと思います。
私も不妊治療をされているお客様のために、不妊漢方薬だけでなく妊娠しやすい食事や運動など妊活のための生活習慣のアドバイスを必ずしようと思っています。
妊活はゴールのみえないマラソンによく例えられています。一人で悩まずにお気軽にご相談ください。よろしくお願い致します。
「産むカラダ」を整える5つの提案
医学博士 ショウキ先生
◇女性の運動と妊娠までの期間を調べた研究
ハードな運動をしているグループでは運動時間が増えるほどに、妊娠率比が下がっています。
一方で、軽めの運動のグループでは運動時間が増えるほどに妊娠率比が上がっています。
総運動量でみてみると、ある一定のラインまでは運動によって妊娠率が上昇するものの、それ以上になると妊娠率比が下がってしまいます。
ある程度の毎日の運動は妊娠率をあげると思われます。階段をのぼる運動をご紹介します。
◇Dr.ショウキが勧める一段階を登る運動とは?
・骨盤の位置を矯正するストレッチは、妊娠しやすい身体を作るのに効果的だと言われています。
・骨盤の位置を整えることで、子宮や卵巣への圧迫が取り除かれ不妊症の改善が目指せるとされています。
・1日10分を目安に身体が温まっているお風呂上りに行うと、血行促進効果が倍増されます。
・運動が苦手な方や柔軟性がない方はぜひ取り入れてみましょう。
・初めての方も無理のない程度に継続していくと良いでしょう。毎日ちょっとでも続けることが大切です。
◇ストレスは、やはり妊娠を遠ざける。
交感神経のコントロールが大切です。副交感神経優位の生活を心がけましょう。
・ストレスと妊娠の関係を科学的に調査した研究をご紹介いたします。
・これはイギリスのBuck Louice氏らが2011年にFertility and Sterilityに報告した論文です。
(ストレスが妊娠可能期間の妊娠率を低下させる研究結果があります。)
◇漢方の知恵でストレスを克服
妊活中は好きでストレスを抱えている方はいないとは思いますが、なるべくストレスを抱え込まないようにしたいものです。
セロトニンを増やすことがおすすめです。
毎日、朝日をしっかり浴びて朝の散歩をしましょう。
セロトニンを増やすには、3000ルクス以上の照度の光を浴びることが必要とされています。蛍光灯の光では弱いことが多いです。朝日がいいです。
リズム運動をしましょう。ストレッチもいいです。毎日、階段を登るなどしましょう。
◇妊活する女性に大切な3つのこと
【1】睡眠:1日8時間程度の睡眠時間を確保しましょう。
正しい睡眠は、母体卵巣、子宮の状態をよくします。夜0時までには寝るようにしましょう。
起床の時間も同じ時間に決めましょう。朝はダラダラしない事も大切です。朝日をあびましょう。
【2】食事:1日3食バランスのいい食事を摂りましょう。
バランスのいい食事を3食摂りましょう。例えば、お味噌汁とごはんなどの和食がおすすめですよ。
あと、焼き鳥(心臓)もおすすめです。
サプリメントで栄養を補っても、痩せすぎていたら妊娠は難しくなります。やせすぎは禁物です。体脂肪率20%未満にならないように注意しましょう。
【3】温活:体を冷やさない服装をしましょう。
腰周りや足先など、下半身を中心に、体を冷やさない服装をしましょう。
夜も、お風呂でお湯につかって温めたら、湯上りは薄着をしないようにしましょう。冷えやすい人は靴下も履きましょう。
首すじも冷やさないことが大切です。
明治4年11月30日創業
茨城で150年愛される
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