11月におみえになったI様、毎年冬にじんましんが悪化してひどくなるとご相談においでになりました。11月になって寒い日がつづくと首筋や脇の下にかゆみがあるじんましんがでるとのことでした。寒冷じんましんではないかとおっしゃって、冷えると悪化するとのことでした。体を温める漢方薬とじんましんは免疫の過剰反応によるものなのでそれを改善する漢方薬を飲んでいただきました。
12月に一ヶ月服用してご来店いただいたときは、じんましんは、ひどいじんましんはでなくなって体も温まってきたとお喜びいただきました。今月(1月)にご来店いただいたときは、じんましんもでなくなってきて、脇の下のじんましん跡もだいぶよくなってきたけど、首筋の跡はまだあるとのことでした。
皮膚は入れ替わるにの28日周期ですが、奥の部分まで入れ替わるためには、時間がかかることを説明して、じんましんがおきなければだんだん皮膚の代謝(入れ替わり)が進んでよくなることをお話しました。まずは脇の下の跡だけでもよくなってよかったです。養生法としてかゆみがひどいときは温めすぎるとかゆみがますことがありますが、今はかゆみがないので半身浴をおこなって代謝をよくすることをお話しました。