こんにちは。9月10日11日に統合医療学会学術大会、子宝カウンセラーの会、不妊治療勉強会に参加してきました。
10日は不妊治療の勉強をしました。一部をご紹介します。
病院の薬など西洋薬は、病名によって薬がきまります。それに対して漢方薬など東洋薬は、同じ病名でも、体質を改善するすることによって、症状の改善をします。
したがって、不妊治療に限らず、漢方薬を服用する場合は、直接ご来店いただいて、症状をみたりお話薄く聞いたりすることが、必要になります。
通販で病名だけで、漢方薬を購入するのは、難しいと私たち漢方を勉強するものは考えています。
信頼できる漢方薬局で対面販売で相談して漢方薬をお求めになることが大切です。
11日の学会は、全国の薬局・薬店などで不妊に力をいれる先生方がたくさん参加していました。みんな真剣に勉強しています。
第一部 医学博士邵 輝(しょうき)先生
北京中医薬大学医学部を卒業後、大阪大学医学部に留学されました。現在は全国各地の講師・講演を務める傍ら、新商品開発に向けて研究に情熱を注いでいます。日本三大不妊治療病院のひとつ英ウィメンズクリニックで漢方外来もおこなっています。
皆様に参考になる点
〇のぼせやすいいけど 手足がひえる人は 温灸で改善する
〇体温調整がうまくできないのは ホルモンバランスの乱れです。ホルモンバランスをととえることをしましょう。ホルモンバランスを整えるのはショウキT-1が効果があります。
〇貧血ではないけど血虚の症状があることがあります。
血虚があると爪のチェックをすると爪の色がうすかったり、夢が多い、 よく眠れていないことがあります。
○秋のおすすめの食べ物
・いちじく
いちじくは子供ができやすくなります。旧約聖書の中にも タンポポ いちじく そら豆 が子供ができやすくなる食べ物として紹介されています。
・銀杏
痰湿(たんしつ)がとれる
・さつまいも
卵巣と形がにている。子宝によい。
〇女性はつまる病気が多いので、便秘は1番よくない。
〇不妊は生活習慣病です。生活習慣を変えることが大切です。
第二部 なのはなクリニック理事長 産婦人科医 杉本雅樹先生
自分は6人兄弟の末っ子だった。1972年生まれの44歳です。小学5年生の時にお兄さんが鳥取大の医学部に受かったのをみて、自分も医学部にいこうと思った。 産婦人科は幸せを作る仕事だと思っています。 るんるん番長という名刺を配っています。
世の中は人口が減少しています。下山経営の時代です。33歳で館山で11年前に開院しました。千葉県の中で合成特殊出産率が第1になってグレートカンパニーに選ばれました。君津市から誘致されて、君津に開業して今3年経ちました。君津市の合成特殊出産率は千葉県の第2位になりました。
専門は がん です。 女性はよい卵子を提供し、男性はよい精子があれば妊娠できます。医学的に絶対必要なには卵管のつまりの時だけです。生活が問題になる いわゆる「健康」が大切です。
体外受精の妊娠率は20パーセントくらいです。食事など生活の改善,代替医療が必要になります。
代替医療としてショウキなどを売るのではなく、なんのために飲むのかをお話しすることが大切です。
〇不妊症は 妊娠を望む人の10パーセント
〇不妊は病気ではなく現象
〇10パーセントの流産は避けることができないことと考えている。 無理してその10パーセントは出産しても生きていけない。
〇検査したらなんの原因もない よく聞いたら 夫婦生活がなかったりする。 夫婦生活をすることが妊娠するためのもっとも大切なこと
〇流産しても前向きな気持ちをもちましょう。
〇高齢であっても、妊娠できることは若いってことと思うことが大切です。
〇妊娠中の感染は風疹がこわい。風疹は予防しておきましょう。
第三部 マーシー稲田薬局 薬剤師 北澤尚雄先生
〇ケアのポイントは かんのつまり ストレスの解放が大切 45パーセントは心のケアが大切
〇温経湯(うんけいとう) 生理がダラダラつづく時にも効果があります。
〇マイルールの壁の打破
潜在意識の中にあるネガティヴな思い込みを 願いが叶うエネルギー に変えましょう。
マイルールの壁が なければ ネガティヴな感情はおこりません。
マイルールの壁 が あると跳ね返って 怒り や 嫉妬して 湧き上がります。
マイルールの壁を溶かす作業をすることが大切です。
なぜなんだろうと繰り返すことによって 自分のマイルールの壁をみつけて
それが、いるのか、いらないのかを見つけて、いらないと決めたら 捨てることが大切です。
失敗をみつけることによって、だんだん壁がなくなります。
第四部 不妊治療症例パネルディスカッション
〇無敗卵月経の改善
30代後半。15歳の初潮からずっと生理不順でした。
生理がきたり来なかったり、無敗卵状態を繰り返しており、カウフマン療法により生理を起こしていた。
〇プロラクチンが高い方の妊娠
奥様34歳、ご主人様33歳。第一子を希望されていました。現在結婚7年目。
来店2年前より病院で治療されていました。看護師という仕事柄、不規則な生活になり、かなりの低体温でした。不妊治療では、人工授精を6回と体外受精を3回経験されました。不妊治療中に周りの友人も次々妊娠し、焦るばかりでした。
〇友人に続いてご自身も早期のご懐妊
奥様は40歳で、ご結婚1年目です。生理周期は26日周期で、過去に一度流産のご経験があります。ご主人様は28歳です。小学校の養護教諭をされており、同僚教諭や親からのストレスがかなりあります。ご主人様がかなりの年下で、それもストレスの一因でした。
〇同居の酷いストレスを乗り越え自然妊娠
奥様は、38歳で専業主婦をされています。ご結婚8年目です。
ご主人様は、39歳です。当初は生理不順や生理痛、PMSをお悩みになられて来店されました。
症状の改善が見られたのか徐々にご来店のテンポが空き、しばらくご来店が無くなっていました。
久しぶりにご来店頂いた時は、主訴が不妊に変わっていました。
〇着床不全・子宮内膜症を克服して妊娠
奥様34歳、ご主人様48歳、お子様はいらっしゃならい。
目と頭の神経をすり減らすほどのお仕事と子宮内膜症による卵管片側閉塞があり、肩こり・目の疲れ・頭痛の慢性化がり、時々ストレスによる下痢もありました。
ホルモン検査(月経期3~5日目)
FSH(卵胞刺激ホルモン)5~7(mIU/m1)
LH(黄体化ホルモン)5~7(mIU/m1)
PRL(プロラクチン)正常
T(テストステロン)正常
通水にてポリープ検査をして陽性→除去
ルナベル(低用量ピル)を服用していました。
〇良性卵巣嚢腫による生理痛の改善
27歳女性。独身。身長160cm、体重45㎏。妊娠歴なし。
小学生の頃からアトピーがあり、食事を気をつけることで症状のコントロールをされています。
手足、腰の冷え症状が年中ある。生理痛症状に対して非ステロイド系の解熱鎮痛消炎剤(NSAIDs)を使用。膣炎があり痒みが強い時のみエルシド膣錠(抗真菌薬)使用。無敗卵月経の疑いあり。桂枝茯苓丸服用。舌裏静脈怒張の確認。
〇原因不明の不妊からの46歳で妊娠
現在46歳、結婚11年目、不妊治療6年目。
36歳で結婚、4年経っても子供が出来ないため、40歳の時から不妊治療を始められました。
〇ご主人様50歳・奥様46歳、待望の妊娠報告症例
ご主人様49歳、奥様45歳 第一子希望
不妊治療以外にも出来ることを希望
初回来店:27年6月
不妊治療開始:27年1月
結婚年数:2年
ご職業:奥様(ダンス講師)、ご主人様(営業)
生理周期:28日
その他:ご主人様は飲酒・喫煙あり
*上記症例に関する詳しい漢方薬の使い方などについてはメールや問い合わせフォームにてお問い合わせください。
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