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月別アーカイブ: 2019年10月

11月の定休日と日曜営業日のお知らせ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月のスガヌマ薬局の定休日と、日曜営業日をお知らせします。

 

 

定休日は、以下のとおりになります。

 

 

3日(日)・4日(祝月)

10日(日)

17日(日)

23日(祝土)・24日(日)

 

 

 

※11月はすべての日曜・祝日をお休み

 

させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年度全国実力薬局
漢方相談部門受賞
スガヌマ薬局

 

 

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がん治療は漢方薬の併用が必須?

 

 

 

 

 

 

こんにちは。漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

 

 

 

2019年10月20日に中医腫瘍ケア専門講座、がんに対する漢方と西洋医学の治療の併用の研修会に参加しました。

 

 

 

 

 

 

講演では、西洋医学の治療と漢方薬の併用での改善例が多数報告されていました。

 

 

 

がんの治療に対しても漢方薬はすごいと思いました。

 

 

 

先生は、講演の中で、なるべく早期から、西洋の治療と漢方の治療を併用した方がいいとおっしゃっていました。

 

 

 

 

 

 

私もがんでお悩みのお客様に、お客様の体質、西洋医学治療の内容の応じて、お客様にあったオリジナル漢方薬をおすすめしようと思います。

 

 

 

 

 

 

がんに対する中西医統合治療

 

 

 

 

 

 

 

中西医結合治療によるがん治療の臨床経験

 

 

宏洋会 清水内科外科医院 清水雅行先生

 

 

 

 

現在、がんの死亡率は、どんどん増えて、日本人の2人に1人が、がんにかかって、3人に1人が亡くなっています。

 

 

 

 

 

 

西洋医学のがん治療には、手術療法、化学療法、放射線療法、その他(免疫療法、温熱療法など)があります。

 

 

 

 

 

癌の外科手術前の漢方薬

 

 

 

処方される漢方薬は、補剤(補う漢方薬)が中心になります。

 

 

使う漢方薬の例

 

 

・補中益気湯

 

 

・十全大補湯

 

 

・人参養栄湯

 

 

・四君子湯

 

 

・六君子湯

 

 

・六味地黄丸

 

 

・八味地黄丸など

 

 

 

 

症例1 術前中医治療奏功例  67歳 男性 膀胱炎

 

 

 

 

癌の術後にみられる体の異常

 

 

 

・気虚(体力・気力の低下)補気

 

 

・血虚(貧血・栄養状態の悪化)補血

 

 

・陰虚(体液・水分の不足)滋陰

 

 

・気滞(抑鬱・不安感・倦怠)理気

 

 

・血瘀(気滞・水分の不足)活血

 

 

・水滞(水分代謝障害・浮腫)利水

 

 

・腎陽虚(生命力・新陳代謝低下)補腎・補陽

 

 

・熱証(感染・炎症による発熱)清熱・解毒

 

 

 

 

癌の外科手術後の漢方薬

 

 

 

 

食欲減退、腹張、便秘に対して、四君子湯、六君子湯、香砂六君子湯などを使用します。

 

 

体力低下に対して、補中益気湯、十全大補湯、人参養栄湯などを使用します。

 

 

術後のイレウスや、機能性ディペプシア(食欲不振)、肺がん術後の咳、高アンモニア血症、黄疸・肝障害、排尿障害、全身倦怠感、術後に起きるサイトカインの過剰産生、浮腫(むくみ)などの合併症にそれぞれ適した漢方処方を使います。

 

 

丹参は、微小循環改善、イレウス、肺塞栓、周術期脳梗塞・心筋梗塞の予防、ワーファリン、ヘパリン、FOYの代用・補助に使います。

 

 

 

 

症例2 手術に対する中医治療の併用効果 73歳 男性 膵癌

 

 

 

 

 

癌の化学療法に漢方薬の併用

 

 

 

目的は、がんの化学療法の副作用の対処、化学療法の効果の増強にあります。

 

 

 

 

漢方薬によって副作用の軽減できる例

 

 

・悪心・嘔吐など消化器症状

 

 

・末梢神経障害

 

 

・脱毛

 

 

・白血球(好中球)減少

 

 

・貧血(赤血球減少)

 

 

・血小板減少

 

 

・皮膚炎・色素沈着・爪甲変形

 

 

・口内炎・舌炎・咽頭炎

 

 

・心筋炎・心筋障害

 

 

・肝障害

 

 

・腎臓・膀胱障害

 

 

・静脈炎

 

 

・局所組織壊死・創傷治癒不全

 

 

 

 

 

症例3 末期癌化学療法再開例 58歳 乳癌術後・多発性肝転移

 

 

症例4 化学療法併用著効例 65歳 女性 大腸癌、再発肝転移

 

 

症例5 化学療法併用著効例 56歳 女性 胆管癌、多発性肝転移

 

 

症例6 化学療法併用著効例 53歳 女性 乳癌術後再発肺転移

 

 

 

 

 

癌の放射線療法と漢方薬の併用

 

 

・目的は副作用の軽減と治療効果の増強にあります。

 

 

 

・放射性皮膚炎、放射性肺炎・間質性肺炎、放射性腸炎、出血性膀胱炎、放射性脳炎・脳浮腫の副作用の軽減に漢方薬を使います。

 

 

 

・放射線治療の効果を増強するために、微小循環の改善により、癌細胞の放射線感受性性を高める効果が認めれている漢方薬を使います。

 

 

 

 

 

症例7 放射線治療併施例 70歳 女性 肺癌

 

 

症例8 放射線治療併施例 68歳 女性 手術不能肺癌

 

 

症例9 進行性膵癌延命例 50歳 男性 膵癌術後、肺・脳転移

 

 

 

 

 

がんの漢方薬単独治療

 

 

 

西洋医学の治療が可能な場合は、原則として、漢方薬と西洋医学の併用をします。

 

 

 

漢方単独治療は、積極的な西洋医学の治療適応がなくなって、緩和ケアに移行する段階に入ってからが多いです。

 

 

 

 

 

症例10 進行性肺癌完治例 55歳 男性 手術不能肺癌

 

 

症例11 末期肺癌延命例 60歳 男性 手術不能肺癌

 

 

症例12 進行肝癌著効例 80歳 男性 原発性肝癌、肺転移

 

 

 

 

 

緩和医療における西洋医学の治療と漢方治療の違い

 

 

 

 

 

 

 

 

・西洋医学の治療(緩和ケアへの移行は、がん治療の終了を意味する場合が多い)

 

 

・漢方治療(がん治療と緩和ケアの境界はない)

 

 

・緩和ケアにおいて漢方治療をするとがんによる疼痛が軽減します。

 

 

 

 

 

症例13 進行肺癌延命例 80歳 女性 手術不能肺癌

 

 

症例14 末期膵癌延命例 74歳 女性 末期膵癌

 

 

症例15 進行卵巣癌延命例 54歳 女性 卵巣癌術後・肺転移

 

 

症例16 末期大腸癌延命例 38歳 男性 手術不能大腸癌、肝・肺転移

 

 

 

 

 

 

 

先生は、西洋治療のみでは、治療困難または不可能であったがん症例に対して、中医学の治療をおこなうことにより、治癒あるいは長期延命が可能になった症例を多数経験されているそうです。

 

 

 

 

 

先生はご講演の最後に、がん治療に中医治療(漢方治療)をより積極的に活用すべきであるとおっしゃっていました。

 

 

 

 

 

清水雅行先生と一緒に懇親会で、がんの漢方治療についてお話させていただきました。先生の熱い思いにとても感動しました。お話できたことに感謝致します。私もがんばります。

 

 

 

私も、がん治療中のお客様のご相談があった時は、お客様にあった漢方薬をおすすめしようと思います。

 

 

 

 

 

健康漢方相談がんばります。

 

 

 

 

 

*注意事項

具体的な漢方薬や生薬名については、一部を除いて記載を控えています。詳しくは、漢方相談スガヌマ薬局店頭にてお尋ねください。

 

 

 

 

 

 

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10月フラワープレゼントセールのお知らせ

 

 

 

 

 

 

茨城県坂東市からこんにちは。

 

 

 

 

 

 

24(木)・25(金)・26(土)・27(日)・28(月)

 

の5日間、毎月恒例のフラワーセールを開催致します。

 

 

 

 

 

 

 

今月のお花は「」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セール期間中にお買い物をしてくださった会員様に、2鉢プレゼントします。

 

 

まだ会員でないというお客様も、当日登録された上でお買い物いただければプレゼント致します。

 

 

ご来店お待ちしています。

 

 

 

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不妊症及び婦人科疾患の漢方治療には心(脳)と腎が大切です。

 

 

 

 

茨城県坂東市から、こんにちは。

 

 

漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

 

 

中国、南京で開催された2019年中医薬による不妊症及び婦人科難病治療国際学術大会に参加してきました。

 

 

 

2019年中医薬による不妊症及び婦人科難病治療国際学術大会

 

 

 

不妊治療の周期療法で有名な国医大師夏桂成先生は、90歳になられ、もう教えていただく機会がないかもと思い、今回、参加いたしました。

 

家族、スタッフに無理を言って、参加が実現できました。

 

とても感謝しています。

 

 

夏先生の周期療法は、とても進化しています。

 

 

 

私は、夏先生に2014年、2017年、そして今年と3回勉強させていただきました。

 

 

 

以前は、不妊症や婦人科疾患には、腎と血が大切と聞いていました。

 

 

 

2017年の南京の病院研修では、心腎子宮学説(心(こころ)と腎(じん)が子宝に大切)というお話をお聞きしました。

 

 

 

 

 

2017年の南京研修の様子はこちら

 

 

 

 

 

 

 

今年は、心(脳)腎子宮学説をお聞きしました。

 

 

心(脳)と子宮が子宝や生理周期に大切と心(こころ)だけでなく、もっと広い意味の精神という意味で脳と表現されていると私は思いました。

 

 

私が感じたのは、心(脳)をケアすることが、とても大切ということです。

 

講演の中では、夏先生は、睡眠と運動の重要性を強調されていました。

 

2017年の診察でも患者さんに、 「10時に寝なさい」とお話されていました。

 

私も患者さんに良く寝ることと、適度な運動をすることをおすすめしようと思います。

 

生理周期の4つの変化をよくみること、低温期、排卵期、高温期、生理期のそれぞれにおける周期に応じた漢方処方の重要性をお話されていました。

 

特に低温期(卵胞期)が重要と強調されていました。

 

 

私も卵子を作る低温期を重視していこうと思います。

 

 

低温期から排卵期になっていくときに、おりものの状態を確認する重要性もお話されていました。

 

 

患者さんのおりものの状態をよく確認して、それに応じた漢方薬の提案をしっかりおこなっていこうとも思いました。

 

 

今回の中国研修では、不妊症だけでなく、難治性の婦人科疾患の治療にも周期療法がとても役に立つことがわかりました。

 

 

私の漢方相談の中でも取り入れていこうと思います。

 

 

もっとも大切におもったことは、どのような病気でも心のケアは最重要ということです。

 

 

これからもお客様に寄り添っていこうと思います。

 

 

健康漢方相談がんばります。

 

 

 

 

国医大師夏桂成先生ご講演内容(一分抜粋)

 

 

不妊治療の周期療法で有名な国医大師夏桂成先生

 

 

 

 

周期療法について

 

 

 

 

周期療法の基本は卵胞期にあります。

 

 

いかに排卵させるかです。

 

 

排卵は子宝だけでなく女性の健康にも必要です。

 

 

周期療法は、中医学の基礎の4大古典の理論からも来ています。

 

 

排卵期は重陰が大切です。

 

 

重陰には、4つの陰が基礎となっています。

 

 

癸陰(きいん)が重要です。

 

 

癸陰がなければ生理がとまってしまいます。

 

 

臨床ではエストロゲンが低い人が不妊症の人には多いと感じています。

 

 

卵巣は、漢方で考えると腎からくるものです。

 

 

五臓の生理機能から考えると腎は静です。

 

 

生理周期は動のものです。

 

 

腎は静かだが、周期の動態的な変化は心脳によるものです。

 

 

腎虚は腎気ではなく心脳の気も大切です。

 

 

生理周期は腎だけでなく心脳が必要です。

 

 

生理周期における陰陽は、消長というより、長消が正しいです。

 

 

生理周期は、先に陰が長、陽が小、最初は、陽小は現れないが、排卵期になると陽長があらわれてきます。

 

 

低温期においては、陰を養うだけではたりません。

 

 

腎だけでなく、心(脳)も大切です。

 

 

したがって、睡眠時間を保つことが大切です。

 

 

子宮内膜症、子宮内膜が薄いなども、腎だけでなく心(脳)も必要です。

 

 

天癸の陰の消長は、必ず腎と心が必要です。

 

 

 

 

卵胞期(低温期)について

 

 

 

 

卵胞期(低温期)の陰が充実するためには、腎だけでなく心が大切です。

 

 

心の安定、イライラ、くよくよなどの精神状態の安定などが臨床では必要です。

 

 

漢方薬は、補腎の薬だけでなく、今は安心の薬(精神を安定させる漢方薬)も使います。

 

 

卵胞期の初期は、補陰がメインです。

 

 

子宮に(漢方でいう)血海がたりないと生理の量がすくなくなったり、閉経になります。

 

 

血海とは子宮内膜のことです。

 

 

月経が終わったら、血海が空間になります。

 

 

低温期に血海ができて充満してきます。

 

 

血海を充満させるのは容易なことではありません。

 

 

血海の充満には、漢方薬は植物性のものだけでなく、亀板(きばん)鼈甲(べっこう)、アワビなど海のものが必要です。

 

 

海のものは、子宮内膜の充実には役立ちます。

 

 

ただし、心(脳)を無視してはいけません。

 

 

子宮内膜を充実させるのは、静が大切です。

 

 

心腎の安定が大切です。

 

 

補陰だけでなく、補陽も大切です。

 

 

 

 

子宮内膜症について

 

 

 

周期療法は子宮内膜の改善に有効です。

 

 

子宮内膜が厚くなりすぎて、子宮がんになる可能性あると

子宮をとる手術をしなくてはいけないといわれていた患者さんが周期療法によって子宮内膜が厚くなりすぎることがなくなって、手術しなくて済んだ例もあります。

 

 

 

 

排卵期について

 

 

 

 

排卵期には、FSH、LHが変化します。足りないと排卵がうまくいきません。

 

 

排卵期は重陰から陽の転機です。

 

 

睡眠が足りないと転換がうまくいかないことが多いです。

 

 

睡眠は大切です。

 

 

ストレスが多い人、気配りしすぎる人、気を多く使う人は、老衰しやすいです。

 

 

水は、女性にとって大切です。

 

 

女性は水分がみずみずしい状態でと若々しく元気になります。

 

 

自然界は水分の影響を受けます。

 

 

生理周期におけるオリモノは、水です。

 

 

周期療法においてオリモノの確認は、非常に重要です。

 

 

オリモノの状態を確認しながら、低温期の陰長の状態を確認できます。

 

 

排卵期においてオリモノがないときは初期、オリモノがふえてきた中期、オリモノがへってきた後期と3期に分けられます。

 

 

 

 

POF(卵巣早衰)について

 

 

 

私は西洋医学を学んできていますが、中医学(漢方医学)も大切です。

 

 

卵巣早衰で、特に覚えて欲しいのは、腎だけでなく心(脳)の問題も学んでほしいと思います。

 

 

西洋医学では、ホルモンの問題だからほおっておいていいと言われるものもしれませんが、

漢方薬で腎と心の改善から更年期の問題も対応していくことが、人生の充実に大切です。

 

 

 

 

黄体期(高温期)について

 

 

 

月経の前の黄体期(高温期)は、陽の成長です。

 

 

卵胞期

 

陰の成長がゆっくり基礎体温が低い。体が冷えやすい。

 

 

排卵期

 

陽の成長は早い時は、基礎体温がすぐにあがる。

 

 

 

陽の成長は、基礎体温がすぐに上がるかでみられます。

 

 

3から6日で高温期に達して重陽(高温期)になります。

 

 

癸陽(きよう)は、黄体ホルモンのことです。

 

 

高温期に達してもすぐに陰にならないけど、1週間くらいたってから陽から陰に転化します。

 

 

子宮内膜が溶けやすいという状態になる解溶して、着床しやすくなります。

 

 

妊娠しない時は生理がきます。

 

 

陽の中の陰、陰の中の陽を考えることが大切です。

 

 

妊娠しても、土陽不足で流産しやすくなります。

 

 

土陽は、妊娠をささえる陽です。

 

 

 

 

 

周期療法の進歩について

 

 

 

漢方不妊治療の周期療法は、常に進歩しています。

 

 

周期療法理論は臨床において発展しています。

 

 

月経周期は陰と陽で動いています。

 

 

月経周期を調節するためには、陰と陽のバランスが大切です。

 

 

陰陽は、深さと高さが大切です。

 

 

月経周期の本質は、排卵期が大切です。

 

 

排卵期は、陰(低温期)から陽(高温期)への変化の時期です。

 

 

排卵期を健康に保つことが大切です。

 

 

排卵期のオリモノの状態の確認は、臨床で必要です。

 

 

排卵に問題があると西洋治療(クロミッドなどの使用)により、オリモノがへります。

 

 

同じ人でも、毎月の月経周期の状態は、同じではありません。

 

 

臨床では毎月、確認が必要です。

 

 

月経の後は、気血の流れをよくして、補陰→排卵→補陽がスムーズにいくことが大切です。

 

 

気の健康が大切です。運動が気の流れをよくします。運動が大切です。

 

 

エストロゲンやプロゲステロンなどホルモンは、腎だけでなく、心(脳)も大切です。

 

 

女性ホルモンが低い場合は、腎だけでなく心(脳)も考えなくてはなりません。

 

 

2019年中医薬による不妊症及び婦人科難病治療国際学術大会において
不妊治療の周期療法で有名な国医大師夏桂成先生と一緒に記念撮影させていただきました。
いつお会いしてもオーラがすごいです。緊張しました。お忙しい中写真をご一緒できてとても感謝しています。

 

 

おわりに

 

 

最後に、ご参加された皆様が中医学のためにご尽力され、中医学のますますの発展をねがっています。

 

皆様がいつまでも健康でいられますことを祈願します。

 

 

 

*注意事項

 

 

具体的な漢方薬や生薬名については、一部を除いて記載を控えています。

 

 

詳しくは、漢方相談スガヌマ薬局店頭にてお尋ねください。

 

 

鳥鎮

 

帰りに鳥鎮によって、皆様の健康を祈願してまいりました。

 

とても有意義な中国研修でした。

 

これからもお客様に寄り添って、健康漢方相談がんばります。

 

 

鳥鎮にて皆様の健康を祈願してまいりました。

鳥鎮は葵染めで有名だそうです。

皆様が元気でいられますように!

2018年全国実力薬局
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カルシウムを積極的にとりましょう。

 

 

 

 

 

こんにちは。漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

 

令和元年10月6日に東京の御茶ノ水で開催された専門薬局の研修会に参加してきました。

 

 

 

 

午前中の三氣塾(新人研修会)では、最初に挨拶をいたしました。

 

 

 

午前中は、石岡の青木先生が、後鼻漏の話をしてくれました。

 

 

 

後鼻漏について詳しくはこちらのブログをご参考にしてください。

 

後鼻漏(こうびろう)対策の講演をしました

 

 

頑張っている先生のお話を聞くととても刺激になります。

 

 

 

 

 

 

午後からは、カルシウムについて勉強しました。

 

 

粘膜強化には、漢方薬もありますが、食事としては、カルシウムなどミネラルをとることもとても大切になります。

 

 

粘膜を強化することは、妊活にもとても大切です。

 

 

コンビニ弁当や加工食品を取りすぎるとカルシウムやミネラルを消費してしまいます。

 

 

外食やコンビニ弁当はミネラルが少ないです。

 

 

カルシウムを積極的にとるようにしましょう。

 

 

牛乳はアレルゲンになったりするので、注意が必要です。

 

 

加工食品についてはこちらのブログをご参考にしてください。

 

ミネラル不足が神経不安をつくる?

 

 

 

 

 

カルシウムの大切さ

 

 

 

◯カルシウム・ミネラル不足によっておきやすい症状

 

 

夏バテ

 

疲れが抜けない

 

 

体がだるい

 

 

動機・息切れ

 

 

こむら返り・目や口のピクピク

 

 

口内炎ができやすい

 

 

肌荒れ

 

 

後鼻漏

 

 

アレルギー

 

 

水虫

 

 

不妊症

 

 

抜け毛が多い

 

 

 

以上に当てはまる方は、カルシウム・ミネラル不足かもしれません。

 

 

◯夏のミネラル不足

 

 

 

・夏は汗をたくさんかくので、カルシウムなどミネラル不足になりやすい季節です。

 

 

 

◯花粉症の予防にはカルシウムやミネラルも重要

 

 

 

・カルシウムやミネラルは、粘膜強化に大切です。

 

・粘膜を強化すると花粉症も楽になることが多いです。

 

 

 

 

◯新型骨粗鬆症

 

 

・骨密度が高いだけでは安心できない。
(カルシウムやビタミンDをとって、骨密度が高いのに骨折している人が増えています)

 

 

・骨質(骨の強さ)=骨密度+しなやかさ(コラーゲンの質)

 

 

 

・骨折しないためには、骨質も大切です。

 

 

 

 

◯骨折のリスク要因

 

 

・筋肉量

 

(筋肉量の低下によって転倒リスクが高まり、骨折する可能性が高くなります)

 

 

・骨量(骨密度)

 

(骨量は加齢により減少しますが、特に女性では、加齢変化に加えて閉経によって、骨量が減少します)

 

 

 

◯骨を強くする栄養素

 

 

 

・カルシウム(骨の主成分)

 

食品例(しらす干し、牛乳、豆腐、小松菜)

 

骨粗鬆症の人の推奨例 700〜800mg 牛乳なら600ml〜700ml )

 

 

 

・ビタミンD(カルシウムの吸収を助ける)

 

食品例(さけ、さば、干しシイタケ、卵)

 

 

 

・ビタミンK(骨を作る働きを促す)

 

食品例(納豆、小松菜、油揚げ、ほうれん草)

 

 

 

・タンパク質(骨のコラーゲン材料)

 

食品例(大豆製品、卵、肉)

 

 

 

 

◯骨を弱くする栄養素

 

 

 

・塩分(取りすぎると、カルシウムの利用効率が悪くなります)

 

 

・リン(加工食品に含まれるリンは、カルシウムの吸収を妨げます)

 

 

・アルコール(カルシウムの吸収を悪くして、ビタミンDの働きも抑えます)

 

 

・ニコチン(たばこ)(カルシウムの吸収を悪くします)

 

 

 

 

 

 

 

漢方相談スガヌマ薬局で取り扱っているカルシウムやミネラル

 

 

 

 

・ボンエナCa

 

 

 

特徴

 

人の骨の組成に近い精製牛骨粉と、骨基質を構成しているコラーゲンの生成に必要なビタミンCを配合した、吸収性の良いカルシウム剤です。

2包中にカルシウム600mgとビタミンC100mgが含まれており、骨歯の発育を促進し、妊娠授乳期の骨歯の脆弱化(ぜいじゃくか)を防ぎます。

また、その他のミネラルとしてリン約270mg、マグネシウム約60mgを含有します。

携帯に便利なスティックタイプ。

 

 

 

効能・効果

 

●次の場合の骨歯の発育促進:虚弱体質、腺病質

●妊娠授乳婦の骨歯の脆弱防止

 

 

 

成分・分量

 

2包(3,200mg)中

精製牛骨粉・・・・・・・・・・2,000mg

アスコルビン酸・・・・・・・・100mg

(ビタミンC)

 

添加物として、D-マンニトール、クエン酸、ヒドロキシプロピルセルロース、香料、エチルセルロース、エリスリトール、グリチルリチン酸2K、炭酸Mg、含水二酸化ケイ素、レモン油を含有します。

 

 

 

 

 

 

・カルマジン

 

 

 

 

特徴

 

 

カルシウム不足をサポート!

カルシウムとマグネシウムが2:1で含まれるドロマイト配合。

カルシウムの吸収を促進するCPP配合。

亜鉛、セレンも加えた新時代ミネラルサプリメント!

 

 

内容成分および含有量

21粒中に

カルシウム・・・・・ 600mg

マグネシウム・・・ 300mg

亜鉛・・・・・・ 7.5mg

セレン・・・・・ 50μg

ビール酵母・・・・・ 400mg

カゼインホスホペプチド・・・・・ 90mg

 

 

 

 

 

 

 

・洋輝望

 

 

特徴

 

身体の96%はタンパク質、炭水化物、脂肪、ビタミンで構成されており、残り4%のミネラルが無ければ体は動きません。

タンパク質やビタミンと微妙に反応して、身体の発育、代謝、生理作用のコントロールなど、人体を健康的に発育させ、生命を維持します。

癌、心臓病、脳卒中などの生活習慣病は「食源病」と言われ、特に食事が偏りがちな方、ダイエット中の方、体調不良な方、デリケートな身体の方、体力に自信のない方には不可欠なミネラルです。

身体の奥深く細胞に直接浸透し、NK細胞を活性化させ、免疫のバランスを整えるのに海洋ミネラル結晶は効力を発揮します。

 

 

 

成分・分量

 

 

8粒(2984mg)当たり

 

エネルギー・・・・・6.59kcal

たんぱく質・・・・・0.039g

脂質・・・・・0.083g

炭水化物・・・・・1.16g

ナトリウム・・・・・71mg

カルシウム・・・・・ 266mg

マグネシウム・・・・・ 143mg

カリウム・・・・・59mg

亜鉛・・・・・・ 836㎍

リン・・・・・62.4㎍

マンガン・・・・・16.1㎍

セレン・・・・・ 1.9㎍

鉄・・・・・ 1.4㎍

銅・・・・・0.2㎍

ヨウ素・・・・・0.004㎍

クロム・・・・・ 0.004㎍

 

 

 

カルシウムやミネラルは、骨粗鬆症だけでなく、アトピー性皮膚炎や不妊症にもとても大切です。

 

 

 

牛乳はアレルゲンになったりすることもあります。

 

 

 

効果的にカルシウムを取る方法は、漢方相談スガヌマ薬局店頭にて薬剤師にお気軽にお尋ねください。

 

 

 

 

 

 

 

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