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月別アーカイブ: 2021年6月

不妊治療には漢方のストレスケアが大切 

 

 

 

不妊治療には漢方のストレスケアが大切 

 

 

 

 

 

 

 

現代はストレス社会です。

 

 

不妊治療においてもストレスケアがとても大切になっています。

 

 

不妊専門クリニックなどの不妊治療では、ホルモン補充などのホルモン治療はできてもストレスケアは、なかなか難しいです。

 

 

ストレス軽減は漢方薬の得意分野です。

 

 

ストレスケアに漢方薬を利用することは、とても大切です。 

 

 

 

 

中国でも不妊治療漢方においてストレスケアが大切と学会発表がされました。

 

 

 

 

不妊症及び婦人科疾患の漢方治療には心(脳)と腎が大切です。

 

 

 

 

現代医学的不妊治療の問題点

 

 

 

 

日本婦人科学会では、現代の西洋医学的不妊治療では、下記のような問題点が言われております。 

 

 

排卵障害の治療において過剰刺激や多胎妊娠などの副作用のほかに排卵誘発がすぐに妊娠成立、および妊娠維持に結びつかない事があります。 

 

 

また、機能性不妊に対しての有効な治療法が確立していません。 

 

 

 

機能性不妊とは 

 

 

 

不妊治療をスタートする際に行なったさまざまな検査で、夫婦ともに問題がなく、タイミング指導から人工授精までの治療を行なってもなかなか妊娠に至らない場合を機能性不妊と定義されています

 

 

簡単にいうと原因不明の不妊症のことをいいます。 

 

 

・性腺軸(視床下部一下垂体一卵巣系)機能異常の原因として海馬を介したストレスの影響が考えられます。

 

 

しかしストレスに対しては西洋医学では安定剤などの精神治療法のほかに有効な治療手段はなかなかないようです。 

 

 

・近年、過度のダイエットなど思春期だけではなく、幼少期からのライフスタイルの乱れが指摘されています。

 

 

その結果、思春期以降の女性では低体温(冷え性)や気力が出ない、疲れやすいなど虚弱体質が増加していて、不妊症患者にこの傾向が強いです。

 

 

このような半健康とも言える虚弱体質に対して西洋医学では、有効な治療手段をほとんどないようです 

 

 

 

 

 

 

 

不妊治療に漢方療法を取り入れる利点 

 

 

 

 

・西洋医学では、なかなか難しいストレス軽減に対して、東洋医学、漢方では、ストレス軽減のために、抗ストレス剤といえる処方(漢方薬)があります。 

 

 

・西洋医学で難しい虚弱体質の改善は漢方医学の得意分野です。 

 

 

・漢方薬にはホルモン賦活調整作用を有した処方があり、患者さんの体質にあわせて処方すれば、単独、又はクロミフェンとの併用で妊娠到達率の向上が期待できます。 

 

 

つまり、西洋医学の不妊治療だけでなく、東洋医学の漢方薬を併用することは、不妊治療にとても大切だと思います。 

 

 

 

 

漢方療法に用いる主な処方 

 

 

 

 

 

 

 

・補中益気湯 

 

・十全大捕湯 

 

・六君子湯 

 

・加味逍遥散 

 

・柴胡桂枝乾姜湯 

 

・芍薬甘草湯 

 

・桂枝茯苓丸 

 

・当帰芍薬散 

 

・温径湯 

 

・八味地黄丸 

 

・六味丸 

 

 

詳しい漢方薬の使い方については、漢方相談スガヌマ薬局、漢方薬剤師にお尋ねください。 

 

 

                                              

 

 

 

 

 

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