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不妊原因になる繰り返すクラミジアなど性感染症を抑制する漢方薬

 

 

茨城県坂東市からこんにちは。

 

 

 

認定子宝カウンセラー・漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

 

 

令和4年12月11日

 

 

 

日本でトップクラスの体外受精・顕微授精妊娠率をほこる

 

 

 

神戸の英ウィメンズクリニックで開催された

 

 

 

第59回子宝カウンセラーの会

 

 

 

不妊漢方講習会に参加しました。

 

 

 

(左)医学博士 邵輝先生・(右)認定子宝カウンセラー・漢方薬剤師菅沼真一郎

 

 

 

医学博士邵輝(ショウキ)先生は、漢方薬が性感染症を抑制して、不妊原因をへらして、妊娠へのサポートするお話をされていました。

 

 

 

性感染症は、触るでも移るそうです。手洗いをしっかりしましょう。私は、トイレにいったら、用を足す前に手洗いも必要かもしれないと思いました。

 

 

 

不妊症の原因になる卵管のつまりや卵管水腫にかかっている人が多くなっています。

 

 

 

その原因はクラミジア感染症の可能性が高いです。クラミジア感染症は多くなっています。クラビットなどの抗生剤を使って治っても何度も繰り返す人もいます。

 

 

 

クラジミアの慢性潜伏感染には漢方薬での予防がいいとのことです。なかなか治らない方、再発を繰り返す方は漢方もお試しください。お気軽にご相談お待ちしています。

 

 

 

 

 

漢方薬が性感染症を抑制する。

妊娠へのサポートをする。

 

医学博士 邵輝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎漢方薬は感染症への有効を認められています。

 

 

 

日経メディカル、日本感染症学会により、認められました。

 

 

 

◇妊娠に影響を与える感染症

 

 

 

・性感染症

 

 

 

1. 梅毒

 

 

 

 2. 赤痢アメーバ

 

 

 

 3. クラミジアトラコマチス

 

 

 

 4. 単純ヘルペス

 

 

 

 5. 淋病

 

 

 

 6. サイトメガロウイルス

 

 

 

 7. HIV

 

 

 

 8. 外陰カンジタ症

 

 

 

・ 子宮頸部、膣の炎症

 

 

 

 A. 膣トリコモナス症(膣帯下)

 

 

 

 B. 膣カンジタ症(膣帯下)

 

 

 

 C. 細菌性膣症(膣帯下)

 

 

 

 D. 子宮頸管炎(頸管帯下)

 

 

 

 

◇漢方伝説:漢方が梅毒に有効であった。

 

 

 

・日本で最初の梅毒の記録は1512年、三條西実隆というお公家さんの記録が残っております。

 

 

 

・ヨーロッパ人が初めて鉄砲を伝えた30年以上前に、すでに梅毒は日本に到達していたことになります。

 

 

 

・江戸時代になっても流行はおさまらず、『解体新書』で有名な杉田玄白は外来の患者さんの半分が梅毒の治療だったということを書いております。

 

 

 

・梅毒はペニシリンという抗菌薬では、ほぼ完全に治りますが、昭和22年(1947年)からようやく日本全国で使用できるようになりました。

 

 

 

抗菌剤で治らない梅毒も近年増えています。

 

 

 

なかなか治らない時は、漢方もお試し下さい。

 

 

 

 

 

 

医学博士 邵輝先生

 

 

 

 

 

 

◇クラミジアの慢性潜伏感染症に対する予防薬・治療薬の確立:漢方薬の可能性

 

 

 

◎皮膚病―湿毒―利湿利水

 

 

 

~使用する漢方薬の例~

 

 

 

●淡滲利湿薬剤…浮腫一般

 

 

 

・代表方剤:五苓散、猪苓湯などです。

 

 

 

●清熱利湿薬剤…炎症性浮腫

 

 

 

・代表方剤:越碑加市湯、麻杏甘石湯などです。

 

 

 

●温化利湿薬剤…寒証に伴う浮腫

 

 

 

・代表方剤:麻黄附子細辛湯、佳麻各半湯、小青竜湯などです。

 

 

 

 

詳しい漢方薬の使い方については、

漢方相談スガヌマ薬局、漢方薬剤師にお尋ねください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子宝カウンセラーの会に参加し、

 

 

 

改めて「妊娠へのサポートをすることの大切さ」

 

 

 

を学びました。

 

 

 

私たちも真剣に親身になって

 

 

 

子宝相談に取り組んでいこうと思います。

 

 

 

 

 


 

 

 

プライバシーに配慮した個室の漢方相談室でゆっくりご相談できます。オンライン相談や電話相談もできます。お気軽に漢方相談お申し込みください。漢方相談スガヌマ薬局 電話0297-35-0003

 

 

 

 

 

漢方相談スガヌマ薬局では、プライバシーに配慮した個室の相談室を完備しております。

 

 

 

オンライン相談もご利用いただけます。

 

 

 

どんな些細な事でも安心してご相談ください。

 

 

 

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不妊とアトピーの漢方薬なら

 

漢方相談スガヌマ薬局へ

 

無料漢方相談実施中

 

ご相談ご予約お待ちしております

 

茨城県坂東市岩井4443

 

電話 0297-35-0003

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妊娠中の発達障害の予防と自閉症の漢方薬

 

茨城県坂東市からこんにちは。

 

 

 

認定子宝カウンセラー・漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

 

 

第58回子宝カウンセラーの会、zoom講習会に参加いたしました。

 

 

 

近年、増加傾向にあるお子様の「発達障害( 自閉症、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)」や、妊娠中にケアしておきたい「産むカラダ整える」についてご講演くださいました。

 

 

 

発達障害の予防には妊娠中の過ごし方が大切です。使う漢方など詳しくは漢方相談スガヌマ薬局店頭にてご説明いたします。お気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

第58回子宝カウンセラーの会

 

 

 

 

 

自閉症の漢方対策 医学博士ショウキ

 

 

自閉症の漢方対策

 

 

 

医学博士 ショウキ先生

 

 

 

 

 

■□■自閉症への理解■□■

 

 

 

 

 自閉症: 自閉症、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などの発達障害は日本でも多いです。

 

 

 

子どもの「こころの問題」が増加してることが考えられるそうです。

 

 

 

近年は、米国やカナダなどでも自閉症の人数は急増しているそうです。

 

 

 

 

 

■□■妊娠中の過ごし方で自閉症を予防しましょう。■□■

 

 

 

 

自閉症になりうる環境の要因で、これまでにわかっていることは、妊娠初期の喫煙、水銀、ビタミンなどの栄養素、親の高齢などがあげらています。

 

 

 

関連がないと考えられる環境の要因では、妊娠中のアルコール、鉛、低出生体重、ワクチンなどがあります。

 

 

 

 

 

医学博士 ショウキ先生

 

 

 

 

 

■□■妊娠期の母体ストレスと脳機能形成異常■□■

 

 

 

妊娠期、お母さんの慢性的なストレスは、赤ちゃんの発達異常を引きおこすことがあるので、気を付けましょう。

 

 

 

 

 

 

産むカラダ整える5つの習慣

 

医学博士 ショウキ先生

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◉Drショウキの薦める妊娠しやすい5つの原則(リンク)

 

 

 

 

 

 

◉天然葉酸

 

 

良質な睡眠!はお母さんも赤ちゃんにとっても大切です。

 

 

 

妊娠中の睡眠不足や過眠傾向にならないようにしましょう。

 

 

 

妊娠中の葉酸摂取で、産まれてくる子供の自閉症リスクを減らしましょう。

 

 

 

特に妊娠中に葉酸を摂ると、お腹の赤ちゃんが神経を作る助けになります。

 

 

 

妊娠中、葉酸を摂っていたお母さんから生まれたお子さんは、自閉症になるリスクが4割低下することがわかっています。

 

 

 

葉酸には天然葉酸と人工葉酸があるのを知っていますか?

 

 

 

*天然葉酸=ポリグルタミン酸型葉酸

 

 

 

日本人が体の中で確実に代謝できるのは、天然葉酸のみです。

 

 

 

*人工葉酸=モノグルタミン酸型葉酸

 

 

 

日本人の体質的に2人に1人しか、人工葉酸の代謝ができないといわれています。

 

 

 

◉妊娠を希望する女性 妊娠中の女性は

厚生労働省推奨量 葉酸 1日/480㎍を目安に摂りましょう。

 

 

 

 

 

■□■発達障害は治療した方がいい?漢方が役立つのは何故?■□■

 

 

 

成長途中の子どもの不調は様々です。

 

 

 

子どもの発達障害の治療につかわれる漢方薬

 

 

 

◉甘麦大棗湯

 

 

 

抑肝散

 

 

 

 

柴胡加竜骨ボレイ湯

 

 

 

 

大建中湯

 

 

 

 

 

 

発達障害(=神経発達症)に悩み・戸惑う子どもたち  子どものリハビリステーション・睡眠・ 発達医療センター長  菊池 清

 

 

 

 

 

 

兵庫県立リハビリステーション中央病院、子どものリハビリステーション・睡眠・発達医療センター長 菊池 清先生より

 

 

 

 

「発達障害(=神経発達症)に悩み・戸惑う子どもたち」についてご講演くださいました。

 

 

 

 

■□■発達障害(神経発達症)とは■□■

 

 

 

生まれつき発達障害の子どもが、生活していく中で生きづらさを感じたりすることもあります。

 

 

 

神経発達症では、育ちの中で感覚特性に悩み、認知フレームに戸惑い、睡眠障害に悩む子が多いそうです。

 

 

 

周りの人たちが支えてあげられる環境づくりが大事と、菊池先生は仰っていました。

 

 

 

 

発達障害はこのように分類できます。

 

 

 

◉神経発達症群/神経発達障害群

 

 

・認知機能力障害群

 

 

 

・コミュニケーション症群/障害群

 

 

 

・自閉スペクトラム症/障害

 

 

 

・注意欠如・多動症/障害

 

 

 

・限局性学習症/障害

 

 

 

・運動症群/障害

 

 

 

 

 

 

 

兵庫県 子どものリハビリステーション・睡眠・発達医療センター長 菊池 清先生

 

 

 

 

 

 

子どもの育ちの5原則

 

 

1.睡眠

睡眠の質、量

 

 

 

2.食べる

栄養の質・量・タイミング

 

 

 

3.動く/遊ぶ

身体の活動の質・量・タイミング

 

 

 

4.手本を知る

親・大人の姿

 

 

 

5.安心できる

居場所・達成感

 

 

 

の5原則があります。

 

 

 

 

 

子宝カウンセラーの会認定店・漢方相談スガヌマ薬局

 

 

 

 

 

講演の中で菊池先生は「多様性を認め、個人が尊重され、安定的で文化的な生活ができるゆたかな地域社会をつくること」が全ての人の願いとも仰っていました。

 

 

 

漢方相談スガヌマ薬局では、プライバシーに配慮した個室の相談室を完備しております。

 

 

 

オンライン相談もご利用いただけます。

 

 

 

どんな些細な事でも安心してご相談ください。

 

 

 

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不妊とアトピーの漢方薬なら

 

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ご相談ご予約お待ちしております

 

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妊娠中のケアと漢方(第57回子宝カウンセラーの会)

 

 

こんにちは。

 

 

認定子宝カウンセラー漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

 

第57回子宝カウンセラーの会のZOOM研修会に参加致しました。

 

 

 

 

第57回子宝カウンセラーの会

 

 

 

医学博士 邵輝 先生より「妊娠はゴールではなく元気な赤ちゃん、健康なママのために」というタイトルで妊娠中のケアと漢方についてご講演いただきました。

 

 

 

お子様の発達障害(自閉症、ADHD(注意欠如・多動症)、LD(学習障害)など)も、妊娠中のケアで予防できるといわれています。妊娠中のケアが大切です。妊娠中のケアができる漢方あります。お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

「妊娠はゴールではなく元気な赤ちゃん、健康なママのために」医学博士 邵輝先生

 

 

 

 

 

 

 

 

◆妊娠中の週数別の注意

 

 

 

1ヵ月(0~3週)

 

薬、アルコール、タバコ、X線検査などは避けましょう。

風疹やトキソプラズマの感染にも注意。

 

 

2ヵ月(4~7週)

 

過労を避け、休養を十分に。

食欲がなくても胎児の栄養は心配なし。

病院で妊娠確定したら、役場で母子健康手帳をもらいましょう。

 

 

3ヵ月(8~11週)

 

流産の多い時期なので無理は禁物。

くつは底の低いものにし、服装はラクなものを。

便秘になりやすいので気を付けて。

 

 

4ヵ月(12~15週)

 

食欲が戻ってくるので、太りすぎに注意をしましょう。

歯の治療も今のうちに(妊娠中と伝えること)。

 

 

5ヵ月(16~19週)

 

体重管理、栄養バランスに気を付けて。

戌の日に腹帯をする習わしもあります。

 

 

6ヵ月(20~23週)

 

おなかが大きすぎない今のうちに出産用品や赤ちゃん用品をある程度揃えましょう。

腰痛には専用ガードルを。

 

 

7ヵ月(24~27週)

 

安定期ですが、立ち仕事や外出など無理をせず、休憩を多くとりましょう。

 

 

8ヵ月(28~31週)

 

妊娠高血圧症候群になりやすい時期なので、体重管理はしっかりと。

お腹が大きいので転ばないように注意しましょう。

 

 

9ヵ月(32~35週)

 

仕事を持っている人は産休に入ります。

里帰り出産の方は帰省準備を。

外出時は母子健康手帳を携帯しましょう。

 

 

10ヵ月(36~39週)

 

お産に備え無理のない体力づくりをしましょう。

入院用品や連絡先の準備も忘れずに。

破水したら、すぐに医師に連絡をしましょう。

 

 

 

 

 

 

◆妊婦さんが気をつけたい食事のポイント

 

 

 

 

・アルコール

 

 

胎盤を通して赤ちゃんに届き、胎児の成長や発達に影響を与える可能性があるので、妊娠中はアルコールは摂らないように。

 

 

 

・カフェイン

 

 

胎児の発育が阻害される可能性があるので、摂りすぎに注意!!

 

 

★1日のカフェイン摂取の目安

 

コーヒー:1,2杯

 

紅茶:2,3杯

 

緑茶:3,4杯

 

 

 

・水銀

 

 

魚は食物連鎖によって自然界に存在する水銀が取り込まれています。

 

偏った食べ方をすると、水銀が取り込まれ胎児の発達に影響を与えることが明らかになっています。

 

(例:生まれてから音を聞いた時の反応が1/1000秒以下レベルで遅れる可能性がある など)

 

そのため、厚生労働省でも以下の魚について妊娠中における摂取量の基準を定めています。

 

 

・ミナミマグロ(インドマグロ)、マカジキ、ユメカサゴ、キダイ他

・・・1回80gを週2回まで

 

・キンメダイ、クロマグロ(本マグロ)、メカジキ、メバチ(メバチマグロ)他

・・・1回80gを週1回まで ※80gはおおよそ、切り身1切れ(目安)

 

 

 

・食中毒

 

 

食中毒は妊娠中も特に気をつけなければいけません!

 

妊娠中は特に、リステリア菌に感染しやすくなり、胎盤を通して赤ちゃんにも影響が出ることがあるので注意が必要です。

 

リステリア菌は塩分に強く、冷蔵庫でも繁殖するので

妊娠中は動物性の食材(肉や魚介類)は火を通してから食べる、

食肉加工品(生ハム等)・魚介類加工品(スモークサーモン等)

ナチュラルチーズなどの加熱が不十分な食品は加熱をすることが鉄則です!

 

食中毒予防としての基本は、調理や食事の前によく手を洗い、生野菜や果物もよく洗ってから食べることです。

 

調理器具を衛生的に保つのも大切です。

 

 

 

・ヨウ素

 

 

摂りすぎると赤ちゃんの甲状腺機能が低下すると言われています。

 

海藻類に多く含まれていて、特に昆布に多く含まれています。

 

日本人の食生活では出汁などで昆布は頻繁に使用するため、許容量を超えないように毎日摂ることは避けてください。

 

 

 

・ヒ素

 

 

健康被害を及ばす成分ですが、ひじきに含まれており、妊娠中でなくても大量に食べ過ぎることは注意が必要とされています。

 

妊娠中は乾燥ひじき5g(煮物小鉢1杯程度)を週2回までを目安にしましょう。

 

 

 

・ビタミンA

 

 

普段はもちろん妊娠中も必要な栄養素ですが、妊娠初期のビタミンAの摂りすぎは赤ちゃんの形態異常を引き起こす可能性があると言われているため、決められた推奨量を守るようにしましょう。

 

特に多く含まれている、レバーなら串焼きを週に1本、うなぎは蒲焼きを週に1回までが目安とされています。

 

続けて多く食べ過ぎないようにしましょう。

 

 

 

 

妊娠中のトラブルに対する漢方薬もございます。お気軽に漢方相談スガヌマ薬局漢方薬剤師にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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第56回子宝カウンセラーの会(不妊要因の隠れ貧血の漢方)

 

 

こんにちは。

 

 

認定子宝カウンセラー漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

 

第56回子宝カウンセラーの会のZOOM研修会に参加致しました。

 

 

 

第56回子宝カウンセラーの会

 

 

最近、不妊要因として増えている隠れ貧血を、漢方専門家の医学博士 邵輝先生がご講演しました。

 

 

 

漢方では、西洋医学の貧血より広い範囲をとらえて血虚(けっきょ)といいます。

 

 

 

血虚は不妊要因になります。貧血や血虚を補う漢方薬もございます。

 

 

 

詳しくは漢方相談スガヌマ薬局漢方薬剤師までお尋ねください。

 

 

 

隠れ貧血についてご講演中の医学博士邵輝先生

 

 

 

◆隠れ貧血の問題 

 

 

50歳未満の日本人女性の約5人に1人が貧血と言われています。 

 

 

貧血は、すぐに命に関わるわけではないと放置しがちですが、目まいや倦怠感など「プチ不調」の原因になります。 

 

 

実際全身が酸欠状態に陥っており、想像以上にダメージを受けている場合もあります。 

 

 

さらに健診結果に現れない隠れ貧血鉄の「貯蓄」がほとんどない状態)』の人が4割以上という実態があります。

 

 

貧血や隠れ貧血で鉄不足の女性が妊娠すると、赤ちゃんが小さく産まれたり、早産になるなどの健康リスクが高まため、妊活中の女性は妊娠前に貧血を治しておきましょう。 

 

 

 

 

◆毎月の生理によって毎月40-140CCの血液を失う 

 

 

ヘモグロビンが低いのは貧血の特徴であり、女性は毎月の生理によって毎月40-140CCの血液を失うため、貧血になりやすくなります。 

 

 

隠れ貧血は血液指標が明らかではない状況の一つで、よく見られるのは鉄結合蛋白の不足です。 

 

 

鉄結合蛋白の不足は血液中の酸素の結合の問題に繋がりますので、胎児の初期着床と発育に影響し、初期流産を誘発する可能性があります。 

 

 

研究の統計により約40%の女性は潜在的な栄養不足の徴候でもある不顕性貧血の問題が存在します。 

 

 

 

 

 

◆鉄不足により考えられるリスク 

 

 

〇卵胞ホルモン・黄体ホルモンの分泌が減り、妊娠しにくくなる。(不妊要因1)

 

 

〇卵細胞の成長に影響を及ぼし、健全な卵細胞が育ちにくくなる。 (不妊要因2)

 

 

〇血液の酸素運搬が滞ることにより、卵巣への酸素が不足し卵子の質に影響を与える可能性がある。(不妊要因3) 

 

 

[妊娠しやすいからだづくり(妊活)には鉄分補給が大切です!] 

 

 

 

 

 

◆【鉄欠乏と妊娠:着床が悪い要因】 

 

 

子宮内膜を作る材料となる鉄は赤ちゃんのベットメイキングの役割を持ち、子宮内の環境を整えてくれます。 

 

 

鉄は体内のさまざまな場所に分布しそのうちの7割が赤血球に含まれています。 

 

 

そのほか、血清鉄、組織鉄、フェリチンに含まれています。 

 

 

フェリチンというのは貯蔵鉄、貯金している鉄のことです。 

 

 

鉄が消耗するときはこの貯蔵鉄から減っていきます。 

 

 

「潜在的な鉄不足:隠れ貧血」というのは貯蔵鉄が少ない状態をいいます。 

 

 

健康診断で調べるのは赤血球に含まれているヘモグロビンの量なので、この隠れ貧血」を見逃してしまうのです。 

 

 

なお、女性は生理があるため、何もしなくても毎月鉄が失われ妊娠前であれば一日2mgは失われます。 

 

 

 

 

 

◆妊娠のために鉄の補給を倍に増やしましょう。 

 

 

鉄の働きは赤血球を作、体内に酸素を運ぶことです。 

 

 

卵子を作ったり、妊娠中の場合は自分の体だけではなく赤ちゃんにも酸素を届けなくてはならないので、赤血球の量が増えます 

 

 

妊娠すると貧血になる妊婦さんが増えるのは妊娠前の倍の量の鉄が必要になるからです。 

 

 

 

 

 

◆妊活のためはもちろん、妊娠中、妊娠後、赤ちゃんにも鉄は必要です。 

 

 

 

鉄不足のまま妊娠してしまうと、母子ともに鉄不足、栄養不足になってしまいます。 

 

 

また、おなかの赤ちゃんにはお母さんから優先的に鉄をもらうしくみが備わっていまので、お母さんの体にもダメージが出ます。 

 

 

 

 

上記のように貧血は不妊要因になります。

 

 

貧血を補うための漢方薬は、妊娠前、妊娠中、出産後の母乳をあたえる時もとても大切です

 

 

ぜひ貧血のための漢方薬を服用しましょう。ご相談ください。

 

 

 

 

 

第二部では、医療法人社団 英ウィメンズクリニックにしのみや院長江夏国宏先生から、「保険適用とDX~患者インサイトと外来改革~」についてご講演いただきました。

 

 

英ウィメンズクリニックは、日本でトップクラスの不妊治療専門クリニックです。

 

 

英ウィメンズクリニック(さんのみや院)には、男性不妊専用の外来も、漢方外来もあります。私はこの不妊治療専門クリニックに2回研修にいきました。

 

 

 

英ウィメンズクリニックの不妊治療(研修1回目)(リンク)

 

 

 

 

ショウキT-1を不妊治療の英ウィメンズクリニックでも使用(研修2回目)(リンク)

 

 

 

 

 

 

江夏先生は最後に今回子宝カウンセラーの会に参加された漢方薬剤師や針灸師の先生に向かってエールをくださいました。

 

 

とても励みになりました。これからも日々、不妊治療、不妊漢方を勉強して不妊で悩む方々に寄り添ってお役に立ちたいと思います。

 

 

 

 

医療法人社団 英ウィメンズクリニック にしのみや院 院長 江夏 国宏 先生

 

 

 

 

不妊のための漢方を勉強する先生方へのエール

 

 

 

東洋医学、個人的にはすごい重要じゃないかと思っています。

 

 

ここ最近でも、とても印象に残った患者さんがおられました。

 

 

通常通りの治療をしてもなかなか上手くいかず、原因もよく分からず、いい卵が採れませんでした。

 

 

既存の治療の中ではこれといった策が見いだせない。という中で徹底的に体質改善に取り組まれていました。

 

 

その方は、針灸師の方の漢方の本を読んでそれを忠実に実践して、生活改善を行って次の採卵へ備えていたら、なんと自然妊娠されたということで、やっぱり体の中にある本来の力っていうのはすごいものがあって、そこを引き出すのがまず前提かなというように思わされた一例でした。

 

 

やはり、薬をいくら使っても 、土台となる体を整えるというところをやっていなかったら、枝葉の議論になってしまうので、しっかり東洋医学で内側を整えるといういう視点をもつことはすごく重要だと思いました。

 

 

個人的には大変に注目しておりますので、先生方もその分野を引き続き研鑽積んでいただいて、社会に役立てていただけるようによろしくお願いします。

 

 

応援しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不妊とアトピーの漢方薬なら

 

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無料漢方相談実施中

 

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妊娠と顆粒膜細胞と妊娠しやすい5つの原則

 

 

こんにちは。認定子宝カウンセラー・漢方薬剤師の菅沼真一郎です。

 

 

オンラインで開催された第54回子宝カウンセラーの会で妊娠と顆粒膜細胞について勉強しました。

 

 

顆粒膜細胞は妊娠にとても大切です。顆粒膜細胞の質を高めて、卵子の質を高める漢方薬もあります。

 

 

詳しくは漢方相談スガヌマ薬局にてお尋ねください。

 

 

 

 

第54回子宝カウンセラーの会:開会挨拶中の柳田学術理事

 

 

 

今回の子宝カウンセラーの会では、医学博士ショウキ先生にご講演いただきました。

 

 

妊娠と顆粒膜細胞が関係が深いことがよくわかりました。

 

 

講演の最後には妊娠しやすい5つの原則についてお話いただきました。

 

 

漢方、温灸、食事、運動、睡眠もとても大切です。私も不妊治療中のお客様にお話していこうと思います。

 

 

 

 

 

 

医学博士Dr.ショウキ(邵輝)

 

 

 

〇卵巣予備能を評価する指標

 

 

 

・経腟超音波で見るAFC(胞状卵胞数でカウント)

 

 

・血中AMH測定(抗ミュラー管ホルモン)

 

 

 

胞状卵胞数カウント(AFC)

 

 

 

右卵巣5から6個 左卵巣5から6個 2~8ミリの大きさのものがみえるのがよい。多くみえればなおよい

 

 

 

〇AFC Antral Follicle Count 胞状卵胞数

 

 

 

月経3日目に経膣超音波で見える、左右の卵巣内にある小さな卵胞2-8mmの数の合計

 

 

 

*AFC 胞状卵胞数の基準 

 

 

 

4以下 極端に低い  卵巣刺激療法に対する反応は悪い。

 

 

 

4-6:低い

 

 

 

7-10:やや低い  卵巣刺激療法の量は比較的必要。

 

 

 

11-15:中間群卵巣刺激療法に対する反応は可

 

 

 

16以上:良い 卵巣刺激療法に対する反応は良好。

 

 

 

30以上: PCOタイプ , OHSS(卵巣過剰刺激症候群)に注意

 

 

 

 

〇AMH(抗ミュラー管ホルモン)

 

 

 

6㎜までの卵胞顆粒膜細胞から分泌され原始卵胞数と相関します

 

 

 

・年齢別AMHの中央値

 

 

 

1.00以下で反応不良が予想されます

 

 

 

 

〇顆粒膜細胞と卵子の質

 

 

 

採卵を経験された方は、卵子を手術室のモニターでご覧になったことがあると思います。

 

 

 

たいていの場合、卵子はモヤモヤしたものに囲まれていて あたかも小さな目玉焼きのように見えます。

 

 

 

このモヤモヤの正体は顆粒膜細胞(卵丘細胞)で、卵子を成熟させる大切な役割を持っています。

 

 

 

・卵子のグレードは顆粒膜細胞から判断される。

 

 

 

 

〇休眠状態の卵胞が目覚めるためのシグナル

 

 

 

・理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター個体パターニング研究チームの国際共同研究グループは、マウスを使って、卵巣内で休眠状態にある『原始卵胞』が成長するために必要な分子機構を発見しました。

 

 

 

この研究の成果によって、女性不妊の原因の一つになっている原始卵胞の不十分な活性化メカニズムへの理解と、将来的に不妊治療への応用が期待できます。

 

 

 

・哺乳類の母胎内では、生殖細胞である未熟な卵子(卵母細胞)が、体細胞である前顆粒膜細胞に囲まれた原始卵胞という形で眠っています。

 

 

 

性成熟後に原始卵胞は徐々に活性化して、卵胞細胞の成長と共に分裂をしながら前顆粒膜細胞が顆粒膜細胞に変化して、成熟した卵胞となります。

 

 

 

生殖サイクルの中で、一度に卵子を消費し尽くさないようにするには、原始卵胞の活性化が特に大切です。

 

 

 

・今回、国際共同研究グループの研究発表の中で、細胞分裂をして、前顆粒膜細胞から顆粒膜細胞に変化するには、前顆粒膜細胞が分泌したWnt、

タンパク質が自らの細胞に働くWntシグナル経路が大切という事が分かりました。

 

 

 

Wntシグナル経路は、抑制されると原始卵胞は活性化できず、不完全状態に。

 

 

 

そして、間接的に卵子の成長にも影響が出てしまいます。

 

 

 

このような結果から、Wntシグナルは、原始卵胞の活性化に関して「許容的な」役割を果たしています。

 

 

 

・顆粒膜細胞が機能しない卵巣は原始卵胞が活性化せず不妊を引き起こす

 

 

 

 

第54回子宝カウンセラーの会

 

 

 

(妊娠しやすい5つの原則)

 

 

 

 

◉ハーバード大学の薦める妊娠しやすい五つの原則

 

 

 

1)自信力

 

 

 

2)漢方サプリ、鍼灸

 

 

 

3)運動療法

 

 

 

4)日常生活の規則化

 

 

 

5)必要な栄養素

 

 

 

 

 

◉Drショウキの薦める妊娠しやすい5つの原則

 

 

 

・漢方サプリ

 

 

 

・毎日温灸:耳、人迎(首甲状腺両側)

 

 

 

・運動療法:階段を昇る

 

 

 

・睡眠7時間(ハーバードは8時間)が必要

 

 

 

・必要な栄養素:天然葉酸(活性葉酸)、鉄成分(隠れ貧血対策)など

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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