ある一定期間、夫婦生活があっても妊娠に結びつかないことにお悩みであれば、不妊や妊娠しにくい体質であることが疑われます。
(欧米では卵子への対策や不妊治療は少しでも早く始めたほうが効果的であるという認知も高いため、欧米の定義に合わせて日本でも1年と期間が2015年6月20日から改められています。)
なにもせず悩んでいては、妊娠のチャンスをみすみす逃していることにもなりかねません。
まずは病院で検査を受けてみましょう。
妊娠しにくい原因が見つかれば早期に対応することができ、妊活がより有意義なものになるはずです。
それでは女性の検査内容について説明します。
・女性の不妊検査
女性の検査は、生理周期に合わせて行われます。
検査項目が多く、時間もかかるので、気持ちやスケジュールに余裕を持って受けましょう。
・基礎検査
年齢、結婚年数、不妊期間、生理の状態、妊娠、出産、中絶の経験、過去の病歴などを初診時に問診します。このとき、基礎体温表を持参するとその後の検査がスムーズです。
内診、血液検査、尿検査なども行われます。
・超音波検査
超音波プローベを膣の中に挿入し、卵巣や子宮の状態を検査します。
子宮筋腫や卵巣嚢腫を調べるとともに、排卵の有無や卵子の発育状態がわかります。また、必要に応じて子宮や卵管の検査を行う「腹腔鏡検査」が行われることも。
・子宮卵管造影検査
子宮内に造影剤を入れ、X線で子宮、卵管の状態を写して調べる検査。
痛みが伴うこともありますが、卵管が詰まっている場合はこの検査で解消されたり、通りが良くなったりという治療効果もあります。
・ホルモン検査
生理の3日目から5日目に行い、ホルモンの基礎値を確認する血液検査です。排卵の少し前に2回目の検査が行われます。卵の成長をうながすホルモン(FSH卵胞刺激ホルモン)、卵の熟成度を示すホルモン(E2エストラジオール)、排卵の引き金になるホルモン(LH黄体ホルモン)との値を導き出します。性腺軸(排卵するためのホルモンの流れ)を高すぎると阻害するプロラクチン(高PPL)もこの時期に測定します。
・頸管粘液検査
子宮の入り口である子宮頚管は、無菌状態の子宮を細菌の侵入から守る役割を担っています。普段は酸性が保たれ、乾燥していますが、排卵が近づくと頸管粘液の分泌量が増えます。頸管粘液検査では、排卵期に十分な量の頸管粘液が出ているかを調べます。
・ヒューナーテスト
性交渉のあと、頚管粘液の中に精子が進入できているかを調べる検査です。検査当日の朝、もしくは前日の夜に性交渉を行い、病院で検査を受けます。
詳しくは店頭にて説明いたします。ご相談お待ちしています。
無料漢方相談実施中!!
ご相談ご予約のお電話お待ちしております
茨城県坂東市岩井4443
漢方相談スガヌマ薬局
電話 0297-35-0003
FAX 0297-35-2093
メール kanpou@suganuma-yakkyoku.com