「 日本中医薬研究会 第16回全国大会」
2023年07月16日 日本中医薬研究会第16回全国大会に漢方の勉強に行ってきました。
不妊、アトピー、リウマチ、ガンなどに詳しい先生方との交流で、私の漢方の知識の幅を広げることができました。
特別講演では、鎌田寛先生にご講演いただきました。
長寿社会のために、腸活、脈活、脳活、眠活、筋活の話とともに、漢方を広めていくことの重要性をお話しされました。
私も認定子宝カウンセラー漢方薬剤師として、漢方の良さを広めていこうと思いました。
不妊、アトピー、慢性病など漢方相談がんばります。
鎌田實先生講演
生きているって素晴らしい 長寿のために
腸活・脈活・脳活・眠活・筋活が大事
~講師紹介~
東京医科薬科大学医学部創業後、諏訪中央病院へ赴任しました。30代で院長となり、経営が厳しい病院を再生させました。地域包括ケアの先駆けを作り、長野県を長寿で医療費の安い地域へと導きました。現在、諏訪中央病院名誉院長、地域包括ケア研究所所長をされています。
著書 「がんばらない」、 「鎌田式「スクワット」と「かかと落とし」」他
長野県を長寿の県にするために、県民の意識を変えていく。
行動変容を起こそう。
生活パターンを変える。
1人ではなくて、家族を巻き込んでいくことが大切。
子供の頃からチャレンジするようにしていく。
例えば、75歳のおじいちゃんがテレビのコマーシャルの時間にスクワットしたら、子供や孫の意識も変わる。健康に対する意識も変わる。20年みていくとその家のガンや脳卒中なのど生活習慣病が減る。
健康作り運動の成功の要因は、家族の誰か1人がやることによって、家族全体に広げていく。
◇第一の極意
「腸活」
腸は第2の脳、一億個の神経細胞がある。腸活相関(認知機能、睡眠、快便、自律神経の安定)
幸せホルモン「セロトニン」の多くは腸で作られる。
幸せになりたかったら、腸内環境を良くしよう。
健康への糸口を見つけて作り出してあげることが大切。
免疫の中枢は腸
自然免疫
リンパ球 感染リスク→低下
NK細胞 細胞の癌化→アポトーシス
野菜を350g以上食べましょう。生野菜は量が多くて大変なので、温野菜かジュースが良い。具沢山のお味噌汁がおすすめ、減塩にもなる。
癌は慢性炎症があるとおこる。未病対策。
長野県は脳卒中が多い。減らすために県民と一緒に取り組んでいる。
子供の頃、貧乏で他人のうちでご飯を食べさせていただいたことがあった。他人のおばさんに美味しいとお礼を言ったら、おばさんも嬉しいことがわかった。相手の気持ちに寄り添うことが大切だと思った。長野県に行って、ご飯を一緒に県の方と食べる時に、思いを伝えたら徐々に伝わっていった。
◇第二の極意
「脈活」
1 .動脈硬化 高血圧
2. 心臓病 脳梗塞
3. 認知症
4.シミ、しわ、むくみ、冷え
血管の長さ 10万キロメートル 地球2周半 9割は毛細血管 基本は太い血管の話が多いが、老化は毛細血管でおきる。透析の原因は糖尿病になって、毛細血管がやられて腎が弱ることが多い。
循環器の死因の割合22.2%
慢性炎症を防ぐための
脈活の4つの目標
1.野菜の抗酸化力 野菜摂取量を多くする。
2.貯筋と速遅歩き。
90歳を超えても好きなものを食べれるように筋力を蓄える。
スクワット、かかと落としを10回する。テストステロンが活性化する。
運動することによって、生きる元気が出てくる。
幅広歩行。速歩き。
3.一酸化窒素 グーパー運動。
ぐーっと10秒握って、パッと開く。血管を拡張する。
4.減塩
長野県に行って、歩け。
◇第三の極意
「脳活」
高齢者の認知症発病
80代前半 男性 6人に1人
女性 4人に1人
認知症の介護年数 6年7ヶ月
筋腸相関
巣篭もり運動不足、運動歩くこと。
女性の歩幅の広いグループ 狭いグループ 認知症の発病リスクは5.8倍
幅広に歩くことが大切。
自分も歩き方を変えたら
1.血圧降下
2.血糖値降下
3.体重 80 ㎏から 72㎏
4.脊柱管狭窄省の腰痛消失 膝痛も起きなくなった
脳活 5つの目標
幅広歩行
野菜ジュース
魚 卵
歯20本以上
血圧を上げない
◇第四の極意
「眠活」
睡眠も大切。良い睡眠をしましょう。
◇第五の極意
「筋活」
筋肉も大切。良い筋肉を作っていきましょう。筋肉を動かすスクワットなど。
■□守り続けたいこと■□
前向きな健康づくりを家庭で
自分の命は自分で決める
誰かのために手を差し伸べる
■□未病の意識■□
未病とセルフメデイケーション
漢方はサプリよりも歴史が長い
漢方には専門家がいる。もっと健康提案力を高めましょう。
鎌田先生は、自分の健康は自分で守るセルフメデイケーションが大切をお話しされていました。
今はサプリメントを飲んでいる方が多いけど、漢方はサプリメントよりも、長い歴史があります。
漢方には専門家がいます。もっと自分の健康のために漢方の専門家の健康提案力を利用しましょうとおっしゃっていました。
私も認定子宝カウンセラー漢方薬剤師として、これからも日々勉強して、元気で長生きのために、お客様に未病対策の大切さと、そのための適切な漢方薬を提案していこうと思います。
漢方相談スガヌマ薬局は、高度よろず漢方相談薬局です。何かあればお気軽にご相談ください。よろしくお願い致します。
明治4年11月30日創業
茨城で150年愛される
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