こんにちは。平成30年7月7日(土)13時30分から15時まで、坂東市中心市街地活性化センターで健康セミナーを開催しました。
今回の健康セミナーは、「お茶のおいしい煎れ方講座」というタイトルで、町のお茶屋さんが丁寧に「お茶のおいしい煎れ方」を教えてくれました。
お茶の成分と効果
(スガヌマ薬局 薬剤師 菅沼真一郎)
クイズを出題しました。
Q1 一般市民がお茶を飲むようになったのはいつからでしょうか?
1 室町時代 2 江戸時代 3 明治時代
Q2 日本一の生産量お茶の種類は?
1 煎茶 2 番茶 3 玉露
Q3 お茶と言えば静岡ですが、2番目はどこでしょう?
1 京都 2 三重 3 鹿児島
Q4 次の地域のうちもっとも煎茶の比率が低いのはどの地域でしょう?
1、北海道 2、東北 3、関東 4、中部 5、近畿 6、中国四国 7、九州 (7択)
Q5 お茶はもともとはどんな効果が期待されていたのか?
1、ダイエット 2、疲れ予防 3、解毒
参加者様の中で、疲れ予防1人、解毒2人でした。
答え
Q1 江戸時代
Q2 煎茶
Q3 鹿児島
Q4 北海道
Q5 解毒
Q6 水より、お茶でうがいをすると効果はあるのか?
答えはある。68%も風邪が少なかったと報告がありました。
参加者様の中で、お茶でうがいをしたことある方は3人でした。
お茶の作用は、口臭予防・美肌効果・食中毒予防・リラックス効果・虫歯予防などがあります。
他にもお茶に関するQ&A を出させていただきました。
気になった方はお気軽にスタッフにお尋ね下さい。
全問正解は0人でしたが、1問だけ間違えた方は、なんと!!
1名いらっしゃいました。すばらしいですね。
お茶も漢方薬と同じなので、お茶で漢方薬を飲むのはNGです。
お茶の入れ方講座
(お茶のあらき園 日本茶インストラクター 荒木 準人さん)
はじめに「皆様お茶は毎日急須で飲まれていますか?」という質問に参加者様たちに笑いがおきました。
今の子供たちは急須をしらないそうです。
お茶を急須で飲まなくなってしまった証拠ですね。
茶葉の取り扱いについて
茶葉を使用したら茶筒はすぐ蓋をしめる。茶葉は湿気を吸い取りやすいそうです。
冷蔵庫に保存する方は、使用の際には一度常温へ戻してから使用して下さい。
1人分は2gですが、おおさじ山盛り一杯(4g)を急須へ
温度は80℃ 玉露は60℃(甘みを楽しむ為)
まず沸き立ったお湯を直接湯飲みに入れる。すると10℃下がります。
そのお湯を急須へ戻すことで、さらにマイナス10℃。
これで80℃になるという計算です。
普通煎茶はお湯を急須へ入れてから1分待ちます。
空気穴は注ぎ口の方向へ向ける(お茶の葉を回転させるため)
少しずつ何回かにわけて入れます。
最後が一番濃いので、最後の一滴まで注ぐと完成です。
急須に残った茶葉は、3回程度使えるそうです。
水だしはすっきりでカフェインも渋みも出ない。
渋みが好きな方は番茶がおすすめ。
今回使用した茶葉はさしま茶3g1000円。
皆様は「おいしーい」「あーおいしい」と笑顔で召し上がられていました。
その後も「この急須だからおいしいのかしら?」「この茶葉だから?」と質問が飛び交っていました。
荒木さんによると急須でも多少違いが現れるそうです。
続いて、茶殻をみなさんでいただきました。
(※このときの茶葉は3煎めを入れ終わった後の茶葉がおすすめです)
お好みでしょうゆ、ポン酢、鰹節などを。
ご飯にとても合いますよ。
食物繊維やビタミンEが豊富でとても体に良いです。
捨てるとこなしですね。
お茶のうがいは安い番茶を濃くいれ、熱を冷ましてから使用して下さい。
賞味期限がすぎたお茶は、フライパンで炒ってほうじ茶として再利用できます。さらに1年ぐらい持ちます。
また、炒ることによりカフェインがなくなるので、カフェインを摂取してはいけない方にも安心です。
次回8/4(土)13:30~15:00
「カロリーが足りていてもおきる新型栄養失調とは?」です。
たくさんの方にご参加頂ければ幸いです。ご予約お待ちしております。
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